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スペースワールド閉園へ 北九州 経営難か、来年末

2016年12月16日 14時24分 更新


  • 来年末での閉園が決まった北九州市八幡東区のスペースワールド=2016年2月(本社ヘリから)

  • 1990年4月22日、雨の中開業したスペースワールド=北九州市八幡東区


開業26年 午後にも発表

 北九州市八幡東区東田地区にあるテーマパーク「スペースワールド」が、2017年12月末で閉園することが16日、西日本新聞の取材で分かった。経営難が理由とみられる。同園が同日午後にもホームページ上で発表する。新日本製鉄八幡製鉄所(現・新日鉄住金八幡製鉄所)の遊休地に1990年に開業し、九州を代表するテーマパークの一つだった同園は、営業開始から四半世紀超で幕を閉じることになる。

 関係者によると、同園は15日に従業員らへの説明を終えた。

 総面積24万平方メートルでヤフオクドーム(福岡市)3個分超の同園は約300億円を投じて、宇宙をテーマにしたレジャー施設として90年4月22日にオープン。宇宙体験学習施設や“絶叫マシン”と言われる大型アトラクションが人気を集め、ピーク時の97年度には、年間216万人の入場者数を記録した。98年からは北九州市の成人式も行われた。

 その後は、他のテーマパークとの競争激化などで、徐々に客足が遠のき、親会社の新日鉄は2005年5月、民事再生法の適用を申請。同年7月に加森観光(札幌市)に営業譲渡し、同社が運営を継続してきた。

 加森観光は08年春、大人1万4700円の年間フリーパスを5千円以上値下げ。収益構造を抜本的に改善するため、100人以上いた正社員を一気に半減させた。前後して集客力向上に向けた冬場のアイススケート場や夏場のプールなどを計20億円近くかけて相次いで整備していた。12年度の入場者数は約164万人。近年は入場者数を公表していなかった。

 今年11月には、魚など5千匹を氷漬けにしたスケートリンクを来場者に滑らせる企画にインターネット上で「残酷」などと批判が相次ぎ、中止していた。

 同社は「今は回答を控えたい」としている。

■スペースワールド…新日本製鉄(現新日鉄住金)が1990年4月、北九州市八幡東区の八幡製鉄所遊休地に、宇宙をテーマにしたレジャー施設として約300億円を投じて開業した。ジェットコースターなど絶叫系マシンを売りに入場者数を伸ばした。他のテーマパークとの競争激化で年間入場者数は97年度の216万人をピークに減少。経営悪化に伴い、2005年に民事再生法の適用を受け、北海道などを中心に観光施設の運営を手掛ける加森観光(札幌市)が経営を引き継いだ。98〜13年、北九州市の成人式も行われた。









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