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飯塚市長が辞職へ 賭けマージャン引責 副市長も

2017年01月12日 03時00分 更新

記者:座親伸吾


  • 記者会見の最後に頭を下げる斉藤守史市長(手前)と田中秀哲副市長(右から2番目)=11日午後3時15分ごろ、福岡県飯塚市役所(撮影・中島早貴)

 開庁中に賭けマージャンをしていた福岡県飯塚市の斉藤守史(もりちか)市長(68)と田中秀哲(ひであき)副市長(69)は11日、市政を混乱させた責任を取り、今月31日付で辞職すると発表した。昨年12月に問題が発覚し、記者会見で謝罪する一方、賭け行為を容認する発言をしたことで全国的な批判を浴びていた。

 市長の辞職願を受理した鯉川信二議長は市選挙管理委員会に通知。市長選は公職選挙法の規定で、選管が通知を受けて50日以内にあり、2月26日の投開票が有力とみられる。市選管は12日夕、選挙日程を決める。

 これまでの説明によると、斉藤市長は10年前に初当選したころから賭けマージャンを始めた。平日昼は「1回だけ」といい、田中副市長は通算二十数回で、賭け金は1日1万円程度だったという。メンバーには今春から市施設の指定管理者となる業者もいた。昨年12月の記者会見で斉藤市長は「賭けずにマージャンをする人がどれくらいいるのか」などと発言していた。

 11日午後、斉藤市長と田中副市長は緊急の記者会見を開いた。斉藤市長は「市政を停滞させるわけにはいかず、一日も早くこの事態を収拾するため私が身を引くことが一番だと考えた」と話し「(10日に)自分で辞職を決めた」と述べた。問題が報じられて以降、2人は一貫して辞職を否定。辞職勧告の権限がある市政治倫理審査会の設置準備が進んでおり、そこで進退の判断を委ねるとしていた。

 今月4日に市役所であった仕事始め式の前には市民約70人が抗議に詰め掛け、同8日の成人式には市長が欠席するなど公式行事への影響も出ていた。

 市議会の3月定例会は2月24日の開会が予定されていたが、招集するのは新市長となるため、日程が遅れるのは必至。市長、副市長の辞職に伴い、2月1日に石田慎二総務部長が市長職務代理者となり、骨格予算などの編成は新市長の下で行うとみられる。

 斉藤市長は地元食品メーカー社長から2006年に初当選し、現在3期目。田中副市長は市財務部長などを経て10年から現職。










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