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「モーダルシフトが必要な時代が来る」佐々木良・九州運輸局長(2月7日)

2017年02月17日 03時00分 更新

記者:川崎弘


  • 佐々木良・九州運輸局長

  • 川崎弘(かわさき・ひろし)
    西日本新聞社 経済部所属。エネルギー、金融担当を経て、現在は運輸担当。社内で「経済部にいるけど、足し算できるの?」と質問されることが多く、原因を鋭意分析中。ラグビーと日本酒とカレーとロックを愛する。佐賀市出身。

 コンセッション、コンソーシアム、コンセンサス…。なじみの薄い外来語をいかに分かりやすい言葉に置き換えるかは、原稿を書く上で常に悩ましい問題だ。

 言葉の発信源は、だいたいIT業界か霞ケ関の官庁が多い。不都合なことをごまかしている印象を受けたり、うわついた日本語に「気取るなよ」とツッコミを入れたくなったりする。

 この言葉も、その類いだろうと思った。「モーダルシフトが必要な時代が来る」。九州運輸局の定例記者会見で、佐々木良局長の発言を聞いた時、最初は意味がよく分からなかった。

 英語辞書によると、モーダル(modal)は和訳すると「様式の」、シフト(shift)は「変化」で、要するに、様式が変わることがもともとの意味だそうだ。転じて、貨物の輸送手段を、トラックから鉄道や船に切り替えることを指すらしい。

 調べてみると、西日本新聞の紙面にも、かつてはこの言葉が何度か登場したことがある。二酸化炭素(CO2)の排出削減に向け、輸送手段としてシェアの大半を占めるトラックを減らし、船や鉄道に転換しようと呼び掛けていた。1992年には「モーダルシフトを進めよう」という社説まで掲載されている。

 しかし、紙面に登場したのは2009年8月が最後。もう7年以上、使われていない。もはや死語だ。なぜそんな言葉が、再び日の目を見ることになったのか。背景にあるのは、










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