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主婦が開発した女性トランクスに取材殺到! 締め付けから「解放」

2017年03月17日 15時00分 更新

記者:清水恵美子


  • 女性用トランクス「マタラクチャー」と開発者の大見晃子さん

肌弱く「なければ作る」と商品化

 楽な着心地が特徴の女性用トランクス「マタラクチャー」を、北九州市小倉南区の主婦、大見晃子さん(49)が開発した。1月にインターネット上で発売すると、ラジオやインターネットニュースで取り上げられ、着眼点のユニークさと開発者の情熱に注目したテレビ局や雑誌社から約15件の取材申し込みがあった。大見さんは「下着選びに悩む世界中の女性に広めたい」と夢を膨らませる。

 マタラクチャーの素材はナイロンとポリウレタン。伸縮性のある生地が腹部にフィットし、脚の付け根部分は締め付けない構造。ロゴとリボンでかわいらしさも足して、部屋着としても着られるようにした。

 大見さんは子どものころから肌が弱く、ゴムにかぶれるなど下着選びに悩んでいた。試しにはいた男性用トランクスの着け心地がよく、女性用を探したが、見つからなかったという。

 ショーツの悩みは女性同士でも話しにくい。しかし、水を向けると、同じようにかぶれや締め付け感に悩んでいる女性が多いと分かり、「なければ作るしかない」と立ち上がった。

 幼稚園教諭を経て主婦業に専念していた大見さん。服飾の知識や起業のノウハウはなく、インターネットで注文製作に応じる縫製会社(福岡市)を探し当て、試作を依頼した。最初は断られたが、2回、3回と足を運んで社長を説き伏せた。工場側との打ち合わせでは具体的な指示が出せず、厳しい言葉も浴びたが、約4カ月かけて完成させた。

 社名を兼ねた商品名には、初めて男性用トランクスをはいたときに思わず口に出た「股が楽っちゃー」という方言を採用した。

 商標登録に商談会、プレス発表の資料作り…。周囲に助言を受けながらの営業活動は順調で「やりたいことがある人は、迷わず飛び込んでみてほしい。情熱があれば、誰かが道を教えてくれるから」と話す。

 価格は4900円(税別)。色はブラックとゴールドで、サイズはMとL。購入、問い合わせはマタラクチャーのホームページへ。










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