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「カウンターレディ募集中」の謎

2017年03月19日 03時00分 更新

記者:木村貴之


  • 木村貴之(きむら・たかゆき)
    1994年に西日本新聞社に入社。筑豊総局、経済部、玉名支局、地域報道センター、八代支局、こどもふれあい本部などを回り、2016年9月、荒尾支局から本社デジタル編集チームに。好きな音楽はレッド・ツェッペリン「貴方を愛し続けて」、エゴ・ラッピン「色彩のブルース」、里見洋と一番星「新盛り場ブルース」など。


 ただ、看板内容の通り、求人意欲もないわけではない。現在、従業員は20−40代の女性が5人いて、週末を中心にローテーションで配置している。

 「平日のスタッフがもう1人いたら助かる。酒場の仕事が好きで、感じのいい人が来てくれたら。実は普通の人でOKなんです」と店主。ところが、これまでに看板を見て店を訪れたのは1人だけ。70代半ばだというその女性は、中洲での長年の勤務歴を猛アピールしたが、店主は丁重に断ったという。

 何せ、看板には「年齢不問」とある。

 「笑いを誘うつもりで後ろに『?』を付けたのに、思い切り誤解されてしまった」と少し反省顔の店主。では、本当はどんな人材を希望しているのか。

 「うちの客層は男性が8割で、年齢層は20〜50代。菜々緒か井川遥みたいな人が来てくれたら、客も私もうれしい」

 随分とハードルは高いようだが、店主の目論見通り看板で釣られた「ご新規さん」の私も、その意見には賛成せざるを得ないわけで…。


酒場の店先に掲示された手作りの求人看板。募集人材は容姿、年齢とも問わないように受け取れる(画像の一部を修正しています)
対照的に、募集条件が細かすぎるほど書き込まれたもう一つの看板。はたして店主の本音は?(画像を一部修正しています)
グラスをピンスポで照らし、注文の酒を作る店主。「求人看板のイメージとは違うスタイリッシュな雰囲気づくりが狙い」と話す









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