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制御装置異常が原因 新日鉄住金大分1月の火災

2017年05月19日 03時00分 更新

記者:岩尾款


  • 主電気室から出火し、黒煙が上がる新日鉄住金大分製鉄所=2017年1月5日午後0時5分ごろ、大分市西ノ洲

 大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所の厚板(あついた)工場で1月5日に発生し、鎮火に約35時間かかった火災について同製鉄所は18日、鋼材を引き延ばすローラーの制御装置に異常が発生し、高温の火花が発生したことが原因とする検証結果を発表した。

 火災は、電気系統を制御する主電室(高さ20メートル)から出火。再現実験などから、制御装置内の基盤が何らかの理由で異常指令を出し、本来は動かないローラーの安全装置が連続作動したことで高温の火花が発生。主電室内の機器やケーブルに引火したと推定した。

 大分製鉄所は、船舶や橋などに使う厚板を新日鉄住金全体の50%弱に当たる年間240万トン生産する主力生産拠点。厚板工場は現在も操業を停止している。減産や生産振り替えなどで約300億円の損失が出る見通し。厚板工場の操業再開は当初より約1カ月早い8月上旬になるという。










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