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ビジネススクールで受講し管理職へ JR博多シティ(Q&Aと動画付き)

2017年07月04日 03時00分 更新

記者:岡部由佳里


  • 土居雄大企画部企画課担当部長

  • JR博多シティ・ロゴマーク

土居雄大(どい・たけひろ)企画部企画課担当部長

 お客さまに喜んでもらえる施設を目指し、九州最先端の店を誘致してきた。新しい情報をいち早くキャッチするために、好奇心が強く、実現に向けて行動力やバイタリティーのある人を求めている。

 社員のスキルアップのために、デベロッパーとしてのノウハウを学ぶ座学講座を開いたり、資格取得の費用を負担したりしている。管理職になる前にはビジネススクールの講義を受けてもらい、部下をマネジメントする上で必要な専門知識も学んでいる。

 常に新しいことに挑戦する風土は、当社の強みの一つ。会社説明会やインターンシップで学生が社員と話をする機会をつくっている。仕事の内容ややりがいを強く発信し、当社を選んでもらいたい。

 JR博多シティは開業から7年目を迎えた。10周年に向けて今年は既存店の販売力を高める。新規事業として、越境電子商取引(EC)事業も準備中。九州、アジアを含めた活性化を目指したい。

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これがわが社の人財活用術だ
qBizが聞きたい7つの質問

※回答も動画「仲間になるあなたへの伝言」出演も土居氏。

 (1)即内定!ぜひ会社に迎えたい人材とは?

 お客さまに喜んでもらえる施設を目指す上で、好奇心の強い人と一緒にぜひ働きたい。JR博多シティはこれまで、九州最先端の店を誘致してきた。新しい情報をいち早くキャッチする、アンテナの高さの根源は知的好奇心だ。

 また、実現に結びつけるための行動力やバイタリティーあふれる人にもぜひ来ていただきたい。

 (2)採用活動で一番の悩みは?

 (学生優位の)売り手市場の中で、来てほしい学生にいかにしてわれわれと握手してもらえるかが一番の悩みだ。そのために、会社のイメージだけでなく、実際に働いたときの仕事の内容ややりがいを発信するようにしている。

 例えば、会社説明会やインターンシップで現場の社員と話す機会を設け、理解を深めてもらえるように心がけている。

 (3)いま会社として一番忙しいことって何ですか?

 2011年に開業したJR博多シティは開業7年目を迎えた。今年は10周年の節目に向けたスタートの年と位置づけている。まず、既存店の「地力」を高めるための営業力、販売力、提案力の強化をテナントと協力して進める。

 例えば、売り上げ増につなげるための研修を定期的に実施したり、優秀な人材を確保するため、休憩室の整備など働きやすい環境の確保に力を入れたりしている。

 これまでのノウハウを生かした新規事業の準備も進めている。福岡市以外にも、九州やアジアを活性化できればと、越境電子商取引(EC)事業を準備中だ。時期は未定だが、テナント約400店を中心に、九州のモノを販売していきたい。

 (4)10年後、あなたの会社はどうなっている?

 どのように変化しているか読めないところもあるが、世代を超えて幅広い年代の人たちに、JR博多シティのファンになってほしいと思っている。そのためには常に面白いことを提案し続け、九州やアジアに刺激を与えていける施設でありたい。

 駅は街の顔。泣いているより笑っている方がいい。より中身の濃い時間を過ごしていただけるよう、五感全部を使って楽しめることが重要だ。

 (5)社員の能力開発、スキルアップのために取り組んでいることは?

 「自ら学び、自ら考え、自ら育つ」ことが基本ではあるが、社員のスキルアップのために会社としてさまざまな支援をしている。

 例えば、全社員を対象にデベロッパーとしての技術やノウハウを座学で学ぶ機会をつくったり、資格取得の費用を(会社側が)負担したりしている。

 また、管理職になる前の社員を対象に、ビジネススクールの講義受講を「必須」としている。次世代のリーダーとして、部下をマネジメントする上での専門知識を学び、一つの武器にしてほしいと考えている。

 (6)同業他社と比べた場合、あなたの会社の売りは何ですか?

 福岡という成長著しい街で、九州の玄関口にこれだけの規模の施設を構えていることが一番の強みだ。

 ただ、それに甘んじることなく、常に変化を続けている。新しいコンセプトの飲食ゾーンを作ったり、周りを巻き込んでイベントを開いたりしている。

 常に新しいことにチャレンジしていく風土も強みの一つだ。例えば、いろんな意見があることも踏まえた上で、今年は広告モデルに(昨年の不倫騒動で一時休業していたが、活動を再開した)タレントのベッキーさんを起用した。チャレンジする風土があるからできたことだ。

 (7)「働き方改革」やってますか?

 子どもが1歳になるまでの育児休暇の取得を積極的に進めている。

 また、子どもが3歳になるまで使える時短勤務も2010年に導入し、働く上での不安を軽減できるようにしている。約80人の従業員のうちほぼ半分は女性で、子育て中の人も増えている。

 ※JR博多シティのホームページはこちら

JR博多シティ
 アミュプラザ博多など6施設からなるJR博多シティを中心とした商業施設の管理運営をしている。本社福岡市。テナント数は約400店で、2017年3月期の売上高は約1061億円。従業員数は他社からの出向を含め17年4月1日時点で83人(役員を除く)。JR九州の100%子会社で「安全とサービスを基盤として九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業グループ」をあるべき姿とする。









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