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タクシーも 「ワンペダル」 アクセルとブレーキ踏み間違い防止 営業車に試験導入へ

2013年01月23日 03時00分 更新

記者:荻原昭男


  • ワンペダルを装着した実験車。大きなブレーキペダルに白いアクセルバーが付いており、バーをずらして速度を調整する

 アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ごうと熊本県玉名市の産業機材メーカーが開発した「ワンペダル」を、東京のタクシー会社が試験導入することになった。高齢者を中心に全国で250人ほどが使うワンペダルが、客を運ぶ営業車に採用されるのは初めて。

 ワンペダルはナルセ機材の鳴瀬益幸社長(77)が開発した。大きなブレーキペダルの側面に付いたアクセルバーを足で右にずらすと加速、踏み込むとブレーキだけが働き、誤ってアクセルを踏むことを防ぐ。

 タクシーへの導入を決めたのは東京都町田市の千代田自動車=斉川誠一社長(48)=で町田市などが営業エリア。斉川社長が2011年12月、神奈川大であった交通関係のシンポジウムでその存在を知り、高齢化が進む運転手の事故対策も考えて試用することにした。

 月内か2月ごろ、まず1台に装着。乗客を乗せて営業運転しながら耐久性や乗り心地、乗客の反応などを1年程度かけて見極め、コスト面なども勘案して45台の保有車を更新する際の本格導入を検討するという。

 ワンペダルを斉川社長に紹介した旧運輸省航空事故調査委員会の元調査官大野一郎さん(59)=神奈川県、九州産業大大学院=は「川崎市の個人タクシーにも装着する話がある。営業車での利用はその有効性を運転のプロが認めたことになり、普及に弾みがつくのではないか」と話している。








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