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九州豪雨、避難1800人超 死者21人、安否不明20人以上

2017年07月10日 03時00分 更新

記者:山下真


  • 雨の中、おびただしい量の流倒木を手作業で取り除きながら不明者の捜索を進める自衛隊員たち=9日午前10時22分、福岡県朝倉市杷木林田(撮影・中村太一)

 記録的な豪雨に見舞われた福岡、大分両県の被災地では、9日も行方不明者の捜索が続けられ、新たに福岡県東峰村で女性1人、同県朝倉市で女性2人の死亡が確認された。犠牲者は21人となり、福岡県ではなお20人以上が安否不明。両県などによると、避難者は1800人を超え、約250人が今も孤立状態にある。

 土砂崩れで大分道の一部通行止め

 9日夜までに確認された犠牲者は、朝倉市15人、東峰村3人、大分県日田市3人。福岡県警は8日までに発見された朝倉市、東峰村の15人の主な死因を窒息死や圧死と発表した。被災地から筑後川でつながる有明海で、8日に見つかった男女5人の遺体も関連を調べている。

 東峰村で死亡が確認された女性は9日午後、宝珠山地区の阿弥陀堂橋付近で、心肺停止状態で見つかった。県警によると、近くに行方が分からなくなっている女性と同名義の会員カードが落ちていたという。朝倉市の2人は、同市中と同市山田の橋の近くでそれぞれ見つかった。

 朝倉市では9日、梅雨前線の影響で雨が降り、市は山が崩落する恐れがあるとして午後2時45分、若市、上げの2地区115世帯316人に避難指示を出した。西日本高速道路は、近くの大分自動車道朝倉インターチェンジ(IC)−杷木ICにあるトンネル近くで土砂崩れが発生したため同日午後9時すぎから、同区間を通行止めにした。高速道への土砂の流入は確認されていない。

 孤立地域は9日夕現在、朝倉市1カ所1人、東峰村1カ所28人、日田市5カ所約220人。避難者は朝倉市1103人、東峰村334人、日田市405人。朝倉市と東峰村は約800戸で停電、2308戸で断水し、日田市でも40戸で断水が続いている。

 国土交通省によると、両県では国道6区間、県道・市道35区間が土砂崩れなどで通行止め。JR九州は、豪雨で橋が流され、終日運転を見合わせている久大線について10日から、うきは−日田と筑後吉井−日田の区間で1日計19本の代行バスを運行すると発表した。

 気象庁によると、九州北部は10日午前も非常に激しい雨が降る恐れがある。10日夕までの24時間予想雨量は多い所で、熊本県150ミリ、長崎県120ミリ、福岡、大分、佐賀県100ミリ。










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