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【福高讃歌】(13)個性光る名物先生の厳しさ 優しさ

2017年07月18日 10時13分 更新


  • 岩熊昌毅さん(左)の「定年祝い」では、教え子たちが数多く集まった

 福岡高を近年卒業したOBたちに「名物先生を教えて」と尋ねると、誰もが口にする現役教師の名前がある。剣道部を指導する岩熊昌毅(60)だ。背筋が伸び、がっしり体型。体育教師として30年超勤め、生徒たちの面倒見もよく、剣道部員ではなくとも薫陶を受けた生徒は多い。

 自身も卒業生で、自ら名乗る別名は“鬼熊虎象”。「稽古を付けてもらう日は、朝から緊張していた」。剣道部OBの梅津裕一郎(43)=福岡市東区=は懐かしむ。力が強すぎて背筋計や握力計を壊したとのうわさ話もある。多芸で、剣道だけでなく書道も8段。空手、柔道の段位も持つ。

 岩熊を生徒たちが畏怖しつつも慕うのは、厳しさの中にも愛情があるからだ。3年生にとって現役最後の大会となる玉竜旗剣道。1992年に出場した梅津は、敗戦後に岩熊が「おまえたちとはもう、こうやって稽古できんったいね」と涙を流したときの感動が、今も胸に焼き付いている。










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