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「七社会」の歴代3トップの出身高校は? 福岡の商慣習を探った

2017年07月25日 03時00分 更新

記者:吉武和彦


  • 福岡高校の卒業生には、ノーベル医学生理学賞を受賞した東京工業大栄誉教授の大隅良典さんも。母校を訪れ、所属していた化学部の生徒たちと交流した=2017年6月10日

  • 新聞に見開きで掲載された修猷館高同窓会総会の告知広告=2017年5月13日、西日本新聞朝刊


 ■役員の半数が後輩に

 もちろん、経営トップや役員は学歴や出身高校で選ばれるわけではない。

 しかし、一つ、福岡の高校人脈の「強さ」を物語るようなエピソードがある。

 福岡市内に本社を置くある企業の経営陣。一時、十数人いた役員メンバーの半数近くが、トップと同じ高校を卒業した後輩たちで占められた。

 実力主義の結果とはいえ、「偏り」を指摘する声もあり、バランスを考えたのか、本来、「役員になるべき」と目されたトップと同じ高校出身の人材が、役員にならなかったことがあった。

 一方で、九州電力もJR九州も、歴代3トップは全員が福岡県外の高校を卒業していた。

 両社の現社長はともに北九州市出身ながら、九電の瓜生道明社長は姫路西高(兵庫県姫路市)、JR九州の青柳俊彦社長はラ・サール高(鹿児島市)の出身だ。

 「超難関私立」(大手学習塾)のラ・サールは、九州にありながら、その校風は「オールジャパンの意識が強い」(50代のラ・サールOB)という。

 「文系ならクラスの半分が東大へ行き、あとは早大や慶応に進むのが普通」といい、青柳社長も東大に進んでいる。同窓会の告知広告もOBたちが「半ページぐらいを全国紙に出す」(同)とし、地元紙に見開きで広告を載せる「御三家」とは対照的だ。

 ※次ページは「仕事の原点はやはり」(大型表付き、会員限定)










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