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福岡の「ゆるキャラ」は個性で勝負 くまモンにゃ負けん!

2017年08月13日 03時00分 更新

記者:泉修平


  • ダンスの練習に余念のないくるっぱ

  • 渡辺元喜・広川町長(左)に支援を呼び掛ける広川まち子ちゃん(中央)

  • おおむた「大蛇山」まつりのステージに登場し、ゆるキャラGP出場をアピールするジャー坊

  • 初出場に意気込むセンドくん

  • 1000位以内を目指すうきぴー

  • コンビで出場する鶴美ちゃん(左)と亀蔵くん

 ご当地キャラクター日本一を決めるゆるキャラグランプリ(GP)の投票が1日、始まった。大会は熊本県の「くまモン」が1位を獲得し、大ブレークしたことで知られる。自治体や団体にとっては、「顔」であるキャラクターとともに知名度を上げる好機。今年も国内外から千体以上がエントリーし、福岡県の筑後地区からは6組が挑む。ダイエットやポスター作成、初出場と、話題性も十分だ。

 久留米市の「くるっぱ」は5回目の出場。昨年102位、一昨年103位とあと一歩のところで2桁順位を逃してきたが、今年はひと味違う。ふっくらした体形だったが、ダンスに挑戦してダイエットに成功、胴回りも1メートル以上細くなった。GP期間中もダンスを披露する予定で「『踊るゆるキャラ』として、全国の若者の話題になれば」と担当者。「100位の壁」突破を目指す。

 「お隣さんには負けられない」。くるっぱをライバル視するのが広川町商工会青年部のキャラクター「広川まち子ちゃん」だ。あまおうを飾ったベレー帽、久留米絣(がすり)の着物を身に着けた女の子という設定。昨年は846位と大きく差を広げられたが、今年は陣営の意気込みが違う。投票を呼び掛けるポスターを作成し、7月11日には同町の渡辺元喜町長の元を訪れ、職員に1日1票の投票をするよう訴えた。町内でのつじ立ちも計画しているそうだ。

 初出場組は大牟田市の「ジャー坊」とJA柳川の「センドくん」。ともに10位以内が目標と、志が高い。

 「ジャー坊」は市制100周年をきっかけに今年誕生。人気ゲームソフト「妖怪ウォッチ」を手掛けたレベルファイブ(福岡市)がデザインするなど話題性は抜群で「イベントでも、子どもたちが友達に会うみたいに近づいてきてくれるようになった」と担当者は手応え十分。「初出場で手探りの戦いだが、まずは1票1票」と、草の根戦術で浸透を図る。

 「センドくん」は今年、イラストから飛び出し、「着ぐるみ」化した。1万人を超えるJA柳川組合員の組織票で鮮烈な全国デビューを狙う。

 控えめなのがうきは市の「うきぴー」。市の担当者は「目指すは1000位以内です」。過去最高は12年の597位だが、出場キャラ数の増加で近年は低迷。昨年は1266位だった。特産の柿や白壁の町並みをモチーフにしたキャラクター。無欲の戦いぶりが逆に共感を呼ぶかもしれない。

 小郡市の社会福祉法人長生会の「鶴美ちゃん・亀蔵くん」は今年で4回目。「事業は小郡市内のみで、全国的に有名になってもあまり意味がない」(担当者)のだが、「介護に対する暗いイメージを少しでも変えたい」との関係者の思いを受けて参戦する。

 投票は11月10日まで。インターネットのGPホームページで登録したIDから1日1票を投じることができる。ゆるキャラたちの負けられない戦いが始まる。










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