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【福岡かるた風土記】(7) 異国で詠む望郷の歌

2017年08月09日 03時00分 更新

記者:全日本かるた協会8段・岡部定一郎氏


  • 安倍仲麻呂のイメージで作られた博多人形(博多人形作家協会提供)

 天の原/ふりさけ見れば/春日なる/三笠の山に/出でし月かも

 奈良時代の初めに遣唐使船で大陸に渡った阿倍仲麻呂(百人一首では安倍)が、出国から三十数年たって詠んだとされる歌が、百人一首の7番札になっています。留学生に決まった時は10代後半の若者だった仲麻呂も、既に50歳を過ぎていました。

 「大空をはるかに振り仰ぐと、美しい月が輝いている。あの月は、かつて春日の三笠山に昇った月と同じ月なのだなあ」

 唐の玄宗皇帝に重用され、なかなか帰国できなかった仲麻呂。三十数年ぶりにようやく帰国できることになり、その送別の宴で月を見ながら詠んだ望郷の歌と伝わります。










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