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【福高讃歌】(19)勤労学生の「三角定期」実現に奔走

2017年09月12日 03時00分 更新


  • 仕事の後、夜の授業を受ける昭和30年代の生徒たち

 私立福岡夜間中学は1933年3月に廃校となり、生徒は試験の上、4月開校の県立の福岡夜間中学に通うようになった。校歌は私立時代のまま継承された。その後も改称などがあり、戦後の学制改革を経て福岡高定時制課程となった。

 昭和20年代後半から30年代は、定時制課程の生徒数は戦前に比べ倍増した。戦後、進学率が向上し、貧しくとも働きながら学べる学校への期待は大きかった。

 生徒たちの職種は住み込み店員、炭鉱や工場労働者、米軍基地勤務など多彩だった。新聞社アルバイトの傍ら、午後6時からの授業に通った三舩祐規(72)=新宮町=は「学びたくて入学したけど仕事と両立はやっぱりきつい。辞めようかと何度も思った」。教科書は全日制と同じだった。池田方紀(78)=福岡市中央区=は「授業のスピードがとにかく早い。ついていくのに必死だった」。










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