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「トランプ時代」の偽ニュース対策は NY在住ジャーナリスト・津山氏が語る

2017年10月10日 16時40分 更新

記者:井上直樹


  • 米国でのフェイクニュース拡散などについて語る津山恵子さん

 米国の最新メディア事情を学ぶセミナーが10月10日、福岡市中央区の「天神スカイホール」であり、ニューヨーク在住のジャーナリスト津山恵子氏が「トランプ時代をどう乗り切るか」と題して講演した。

 米国や欧州で排斥主義をあおる形でポピュリズム(大衆迎合的な政治)の波が起きた現状を踏まえ、津山氏は10日公示された衆院選について「海外メディアは日本の選挙を『ポピュリズムが拡大するか』という点でも注目している」と語った。

 津山氏は、昨年11月に実施された米大統領選後の米国社会について「民主主義の前提が脅かされている」と分析。白人至上主義や反ムスリムなどのヘイト団体が増えている傾向を紹介した。

 一方で、そうした動きに反するように「議員に個人が働きかけをしようという動きや、(トランプ大統領のように)人を軽蔑する言葉を使うのは米国のバリュー(価値)ではない、という議論も起こっている」と説明した。
 
 フェイク(偽)ニュースが問題視された米大統領選では、フェイスブック上で主要メディアのニュースよりも偽ニュースの方が多くの「いいね」や記事のシェアといった「エンゲージメント」を獲得したという。津山氏はこうしたフェイクニュース対策として、「(一人一人が)主要メディアに日常的に接することが大切。おもしろい情報だ、とシェアしたり友人に伝えたりする前に、どの報道機関の情報なのかを確認する習慣を付けてほしい」と求めた。

 セミナーは西日本新聞メディアラボが主催し、122人が聴いた。










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