ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

熊本地震

一覧ページへ

地震1年半「倒壊怖い」と平屋が人気 安心、低価格も魅力 

2017年10月14日 03時00分 更新

記者:浜口妙華


  • 熊本県益城町に建設中の平屋住宅=13日

 熊本地震の被災地を中心に、平屋住宅への建て替え需要が急増している。熊本県内のメーカーによると、最大震度7を2度観測した同県益城町などで木造2階建て住宅の倒壊が目立ったことから、「1階建ての安心感」が支持されているという。被災者の二重ローンへの懸念も背景に、各社は低価格の平屋を前面に売り出している。

 熊本市の住宅メーカー、ファミリーステージの営業担当中鍋熊次朗さん(48)は「地震後、平屋需要が約2倍に増えた」と明かす。各社は平屋のモデルハウスを相次ぎ開発し新築内覧会を競って開催。同県八代市には九州初という平屋だけの住宅展示場も登場した。

 生活情報紙「リビング熊本」によると、昨年6月ごろから平屋関連の広告が増え「地震に強い家」「高品質、ローコスト」などの言葉が並ぶ。別の地元情報紙最新号は、全32ページに住宅関連広告が17件載っており、うち8件が平屋の宣伝だった。

 ジブンハウス熊本中央店(熊本市)で人気は、建物価格が1千万円前後の平屋2LDK。耐震性だけでなく、少子高齢化や核家族化の影響もあり、部屋数の少ない物件が好まれる傾向があるという。同店の南隆一代表(35)は「被災地では新築の着工が本格化しており、平屋はこの先2年でさらに増える」。現在、約10組が着工待ちという。

 益城町の北村輝久男さん(72)は、築22年の木造2階建ての自宅が地震で全壊した。来年1月着工予定の新居を平屋にする理由を「2階建ては揺れがひどく怖かったから」と話した。










九州経済 ニュースの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事