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得点主義で挑戦を促す ナフコ(Q&Aと動画付)

2017年10月24日 03時00分 更新

記者:井崎圭


  • 今井朋晴(いまい・ともはる)人事部長

  • 人財戦略・ナフコ店舗の看板

今井朋晴(いまい・ともはる)人事部長

 ホームセンター業界の「ナショナルチェーン」になるべく、日々研さんしている。現在は業界5位だが、一緒に業界首位を目指す仲間を探している。

 採用活動では人柄を重視している。店舗では接客があるため、明るくて素直な人が良い。同業者やネットショップとの競争に勝つには、新しいやり方に挑戦する必要がある。好奇心を持って仕事に臨める人を求めている。失敗やミスをとがめる「減点主義」ではなく、頑張りなどで評価する「得点主義」を採用しており、伸び伸びと挑戦できる環境を整えている。

 働き方改革については、長時間労働の是正のため、店舗の営業時間の見直しを行っている。昨年から、退社時間と出社時間の間隔を一定程度開ける「インターバル制度」も導入した。また、全国転勤がある「ナショナル社員」と、地域限定で働く「エリア社員」を選択でき、自分の生活スタイルに合わせて働くことができる。

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これがわが社の人財活用術だ
qBizが聞きたい7つの質問

 ※回答は今井氏。動画「仲間になるあなたへの伝言」の出演は若手社員。

 (1)即内定! ぜひ会社に迎えたい人材とは?

 店舗での接客があるため、明るくて素直な人を積極的に採用したい。また、今は同業者に加えドラッグストアなど他業種とも競争が激しい時代。「今までと同じやり方でいいのか」と常に自問し、考え、新しいことに挑戦する好奇心を持った人材を求めている。

 (2)採用活動で一番の悩みは?

 3月に一斉に選考が始まること。どうしても学生の目は、名の通った大手に行ってしまう。人が集まりにくい昨今、特に流通業は敬遠されがちで、採用活動は簡単ではない。それでも、説明会などでわが社の社員と話して、仕事について知ってもらえれば印象は変わるはずだ。ぜひ多くの学生に話を聞いてもらいたい。

 (3)いま会社として一番忙しいことって何ですか?

 求められる商品が何かを把握し、タイミング良くそろえることは簡単ではない。冷夏や暖冬、生活習慣の変化などがあり、毎年、同じやり方では顧客のニーズをつかめない。さらに、地域によっても売れる商品にはバラツキがある。店舗の従業員は日々、顧客との会話などから「今求められる商品」を模索している。

 (4)10年後、あなたの会社はどうなっている?

 目標は「ナショナルチェーン」になることだ。今でも33府県に店舗を構えているが、いずれは47都道府県に出店したい。そして現在の「業界5位」から、いつかは首位を狙えるようにしたい。創業者の深町勝義会長は「店はお客様のためにある」と常々言っている。この言葉を大事にしながら業界トップを目指していく。

 (5)社員の能力開発、スキルアップのために取り組んでいることは?

 商品を売るには、その商品についての適切な知識が必要だ。その力を磨くため、福岡県宗像市にある研修教育施設で、全国から集めた社員がメーカー側から直接説明を受ける「研修会」を随時開いている。また、DIYアドバイザーやフォークリフトの運転免許、危険物取り扱いの免許など多くの資格取得を推奨している。資格によっては受験料を会社が負担する。

 (6)同業他社と比べた場合、あなたの会社の売りは何ですか?

 店作りの自由度が高いことだ。マニュアルはあるが、陳列や商品展開などは各店舗の裁量に任されている。若手でも店長と話し合い、意見を反映してもらうことができる。自分のアイデアでできた売り場がお客様に支持されれば、やりがいにもつながると思う。

 (7)「働き方改革」やってますか?

 長時間労働の是正のため、各店舗で営業時間の見直しを進めている。昨年には、退社から次の出社までの時間を一定程度開ける「インターバル制度」も導入した。社員の労働時間が短くなるが、仕事の密度は上がっていると思う。

 ※ナフコのホームページはこちら

ナフコ
 家具、日曜大工品、園芸用品などを取り扱うホームセンターを運営。西日本を中心に368店(23日現在)ある。家具・インテリアのオリジナルブランド「ツーワンスタイル」も展開する。現会長の深町勝義氏が1947年に創業した。本社は北九州市。従業員数は1633人(6月現在)。2017年3月期の売上高は2310億円。会社のテーマは「店はお客様のためにある」。









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