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JR九州、来春ダイヤ改正で最大減便 在来線111本、新幹線6本 沿線地域は反発  

2017年12月16日 03時00分 更新

記者:仲山美葵、岡部由佳里


 JR九州は15日、来年3月17日のダイヤ改正で、九州新幹線を含む全22路線で運行本数を減らし、1日当たり117本(在来線111本、新幹線6本)減の3011本とすると発表した。縮小の規模は、1987年に国鉄分割・民営化でJR九州が発足して以来最大。実質的な赤字が続く鉄道事業の合理化が狙いだが、沿線住民などから反発の声が上がった。 

 在来線の特急は24本減の277本となり、2年ぶりの減少。快速・普通は87本減の2615本、九州新幹線は6本減の119本と、いずれも2年連続で本数を減らした。本数ベースでは3・7%減、1日当たりの運行距離は7%減の17万2千キロとなる。

 在来線は利用者の少ない早朝や深夜、日中を中心に、本数や運転区間を見直した。エリア別の1日当たり運行距離は、福岡・佐賀9%減▽長崎8%減▽熊本7%減▽大分7%減▽鹿児島・宮崎6%減−となる。

 特急は上下5本を運行している鹿児島線の「有明」(博多−長洲)を平日の上り1本とし、区間も博多−大牟田に短縮。同「きらめき」は8本減の17本、長崎線などを走る「かもめ」は7本減の54本、日豊線などの「にちりん」は2本減の26本とする。特急「はやとの風」(鹿児島中央−吉松)は1日2往復の定期運行をやめ、週末などに限定する。また鹿児島線では「準快速」を廃止して「区間快速」を導入するほか、快速列車はスペースワールド駅を通過する。

 九州新幹線は「つばめ」と「さくら」をそれぞれ3本減らすが、つばめの運行区間を「博多−熊本」から「博多−鹿児島中央」に延ばすものもある。

 JR九州の福永嘉之取締役鉄道事業本部副本部長はこの日の会見で「鉄道事業を将来にわたって維持するには事業単独での黒字化が必要」との見解を示し、減便に理解を求めた。










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