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内視鏡ロボ導入 久留米の聖マリア病院 胃がん手術を初実施

2018年02月11日 03時00分 更新

記者:山口新太郎


  • ダビンチでの第1例目となった胃がん手術(聖マリア病院提供)

  • 手術を担当する医師は操作台(奥)の画面を見ながら、アームを動かす(聖マリア病院提供)

安全性向上期待

 聖マリア病院(久留米市津福本町)は米国製の内視鏡手術支援ロボットを導入し、今年1月、筑後地区で初となるロボットを使った胃がん手術を実施した。患者の体内を3次元映像で確認でき、手ぶれが抑えられるなど安全性の向上が期待される。設置費などを含めた総事業費は約3億円。

 病院によると、導入したのは最新機種の「ダビンチXi」で昨年7月に購入した。院内にさまざまな診療科の医師がロボット手術の手技を学ぶ「ロボット手術センター」も立ち上げ、トレーニングを続けてきた。

 ダビンチでの手術は体に数センチの穴を開けてアームを挿入。アームは4本で1本は医療用カメラ、残りは先端にメスやはさみなどが付いた手の代わりで、患部を切除したり、縫合したりする。手術を担当する医師は近くの操作台で映像を見ながら動かす。

 ダビンチでの手術はこれまで前立腺がんと腎臓がんの一部しか保険適用されていなかったが、今春から胃がんや食道がん、肺がんなど12の手術にも認められることになった。センター長で、移植外科の谷口雅彦診療部長によると当面は胃がんの手術について、病院が費用を負担し、自由診療で症例を重ね、保険適用を目指していく方針。将来的には肺がんなどへの対応拡大も視野に入れているという。

 1例目の手術を担当した廣方玄太郎医師は「(患者は)経過も順調で7日間で退院した。慣れれば、人の手に比べ自由度も高い」と利点を語った。










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