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ピーナツカレーで島おこし 小値賀町の溝端さん 名産使い企業と協力

2018年02月11日 03時00分 更新


  • ピーナツカレーを手にする溝端裕子さん(右)とメタ・バラッツさん=神奈川県鎌倉市

 長崎県小値賀町の名産ピーナツを使ったカレーがこのほど完成した。神奈川県鎌倉市のスパイス販売会社が協力し、スパイスとピーナツペーストにレシピがセットになった「カレーブック」を今月中旬から販売。企画した小値賀町の公社で働く溝端裕子さん(27)は「町おこしに活用したい」と意気込んでいる。

 五島列島の北部に位置する小値賀町。1950年代に1万人を超えていた人口は現在約2500人で過疎化が進む。

 2015年11月に大阪府岸和田市から移住し、「地域おこし協力隊」として活動する溝端さんが目を付けたのが、町のお土産として人気のピーナツペースト。より多くの人に楽しんでもらおうとカレーにすることを思い立った。1万食販売の目標を掲げ、「町を知るきっかけにして、実際に足を運んでもらいたい」と話す。

 溝端さんが協力を依頼したのは、インド出身の父親と全国でスパイスを販売する「アナン」(鎌倉市)を経営しているメタ・バラッツさん(33)。東日本大震災後の宮城県女川町の復興支援としてカレーを現地で製造して雇用を生んだり、広島県尾道市のホテルのカレーをプロデュースしたりした経験がある。

 「スパイスとピーナツで濃厚なのでレモンで味を引き締めた」とメタさん。香ばしさがありながらもピーナツの風味が楽しめるカレーができあがった。

 カレーブックの価格は700円前後の予定。今後販路を開拓し、インターネット販売もする。今月下旬に名古屋市の百貨店でのイベントにも出品するという。

 溝端さんは「島の農作物を少しでも良い値段で売れる仕組みを作りたい。地方が生き続けることが、日本を支えることになるはずだ」と訴えた。

 問い合わせは小値賀町担い手公社=0959(53)3344。










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