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【福高讃歌】(36)「強豪校」の名を譲らず

2018年02月14日 03時00分 更新


  • 新弓道場の落成を祝って矢を放つ男子主将の高瀬潤一さん

 「もっとセール(帆)を引き込め」。週末、福岡市西区のヨットハーバーを出航した福岡高ヨット部の帆船2隻が、博多湾をジグザグに進んでいく。別の船で追うOBで監督の豊原政則(62)=粕屋町=は、海風に負けぬ声で部員たちに指示を出した。

 高校では珍しいヨット部は、九州大の艇庫を間借りして1949年に誕生した。自然を相手にする過酷な競技で、創部10年目には練習中に強風でヨットが転覆し、部員1人が帰らぬ人となった事故もあった。そんな悲劇を越え、部員たちは手のひらの皮がむけるほどの厳しい練習に打ち込み、63年に国体初出場。以降は毎年のように全国大会に進出し、70年にインターハイ初優勝を成し遂げた。

 90年代後半からは低迷していたが、昨年の国体や九州大会には男女がそれぞれ出場。豊原は「高校時代にヨットの厳しい世界に身を置いた経験は、その後の人生で精神的な支えになる」と言い切る。










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