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「鉄都」の象徴 熱気と轟音 新日鉄住金八幡製鉄所

2018年02月15日 03時00分 更新

記者:内田完爾


  • 北九州市若松区の高塔山から望む新日鉄住金八幡製鉄所の戸畑地区

  • 熱延工場では、熱せられた鋼片が通るたびに工場内が暑くなる

  • 鋼板は用途に応じた厚みに延ばされる。展示用のこのコイルは重さ34トン

 もくもくと白い煙を上げる新日鉄住金八幡製鉄所。1901年、官営八幡製鉄所として操業を始めて以来、「鉄都」ならではの風景だ。新日鉄住金八幡製鉄所は高炉で銑鉄(せんてつ)を生産し、鉄鋼製品まで製造できる銑鋼(せんこう)一貫製鉄所。北九州市内の戸畑、八幡、小倉の3地区を拠点に、鉄道のレール、飲料缶など幅広い商品を手掛ける。そこは、巨大な機械の作動音がとどろき、溶けた鉄の熱気を感じられる迫力満点の現場だった。

 ■溶け出る“マグマ”

 72年に稼働を始めた戸畑第4高炉。溶けた鉄が高熱を発しながら、床の樋(とい)をつたい勢いよく流れていく。長い棒で突いて流れを確認する全身耐火服姿の作業員。時折、一部が飛び跳ね、辺りがオレンジ色に光った。まるでマグマのようだ。

 「高炉の下に巨大なドリルで穴を開け、銑鉄を取り出している最中です」。案内役で新日鉄住金八幡製鉄所広報サービスセンターの石川萌(めぐみ)さん(26)が教えてくれた。工場内は機械の轟(ごう)音で至近距離でも声が聞き取れず、会話は携帯型のマイクとイヤホンが頼りだ。










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