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「メジャーの道」は始まったばかり

2018年02月18日 03時00分 更新

記者:木村貴之


  • 新録CD「はじめまして、ばぁちゃん。」をリリースし、メジャーデビューした「ミサンガ」。インディーズ時代の経験を糧にした成長と“吉本カラー”の染まり具合が注目される(撮影・木村貴之)

  • メジャーデビュー記念のミニライブで、多くのファンにうれしそうな表情を見せる「ミサンガ」の3人(左から高尾和行、佐藤裕亮、高島直也)=2月10日、福岡市中央区の六本松蔦屋書店

 福岡を拠点に活動する3人組のアコースティックバンド「ミサンガ」がメジャーデビューした。昨年9月に発表した「はじめまして、ばぁちゃん。」を新録したCDを2月7日にリリース。3日後、福岡市中央区の「六本松蔦屋書店」で記念のミニライブを開いた。インディーズ時代から知る1人として会場へ。多くのファンと一緒に、新たなステージに踏み出した3人の演奏に触れ、いろんなことが脳裏をよぎった。

 ミサンガは、福岡県宗像市出身の高尾和行(33)と高島直也(33)、長崎市出身の佐藤裕亮(33)が九州産業大の音楽サークルで出会い、2006年に結成。バンド名は、音楽以外で共通の趣味がサッカー観戦であることから命名した。

 インディーズ時代の活動は精力的だった。オーディションに出場すればグランプリを受賞。楽曲はテレビ・ラジオ番組やイベント、地元民放のCMにも採用された。数々のシングルやアルバムをリリースし、ライブ活動は九州内外に拡大。3人ともアルバイトで生計を立てながら、音楽に全てをかけていた。

 運命を変えたのは、昨年9月の「はじめまして―」のリリース。高尾が、認知症を患う祖母(90)の米寿祝いに贈った歌だ。祖母から「初めまして」と言われてショックを受けたが「祖母にとっては毎日が新しい一日なのではないか」との思いに至り、「いつまでも元気でいてほしい」と作詞。曲は佐藤と作った。この歌が反響を呼び、バンドをメジャーデビューに導く。


ミサンガが「よしもとミュージックエンタテインメント」から2月7日に新録リリースした「はじめまして、ばぁちゃん。」のCD。ジャケットのイラストは、吉本興業グループの人気漫才コンビ「麒麟(きりん)」の川島明さんが、音源を聴き込んだ上で手掛けた
木村貴之(きむら・たかゆき)<br />
1994年から西日本新聞記者。趣味は釣りとエレキギターの手入れ。好きな映画は「椿三十郎」「八つ墓村」「ナチョ・リブレ」。音楽はレッド・ツェッペリン「貴方を愛し続けて」、寺井尚子「ジャズ・ワルツ」、里見洋と一番星「新盛り場ブルース」









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