ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

来年のG20は大阪開催 財務相会議は福岡市 政府決定

2018年02月21日 03時00分 更新

記者:小野浩志、伊藤完司

 政府は20日、2019年に日本で初めて開催する20カ国・地域(G20)首脳会合を大阪で開催することを決めた。福岡市や愛知県も誘致に名乗りを上げていたが、1995年にアジア太平洋経済協力会議(APEC)を開催した実績や、空港からのアクセス、海外の首脳級が宿泊するホテルが充実していることなどを重視した。6月下旬から7月初旬開催を軸に検討している。福岡市では、G20財務相・中央銀行総裁会議を開く。

 19年は天皇陛下の退位や新天皇の即位、アフリカ開発会議(TICAD)、ラグビーワールドカップ(W杯)などの重要行事が予定されており、政府は実施時期の決定を急ぐ。

 大阪府と大阪市は昨年11月、同市住之江区の人工島・咲洲の国際展示場「インテックス大阪」を会場とする計画案を外務省に提出したと発表。25年国際博覧会(万博)の誘致に弾みをつけたい松井一郎大阪府知事らが、安倍晋三首相や菅義偉官房長官にG20誘致を働き掛けていた。

 G20は日本や米国などの先進7カ国(G7)に加え、中国やロシア、インドなどの新興国が集まる枠組み。G7と比べて開催規模が大きく、ホテルはスイートルームを含めて3万室程度が必要とされ、警備も重要な課題となる。

 福岡市は「国際都市としてアピールできる大きな機会になる」として誘致に乗り出した。主要会場は福岡空港からのアクセスがよく、警備が容易な同市のホテル「ヒルトン福岡シーホーク」を想定していたが、外務省から宿泊施設の不足を指摘されていた。北九州市や宮崎県は関係閣僚会合の誘致を目指している。

 福岡市では、00年の九州・沖縄サミットでも蔵相会合が開催された。 

G20 日米欧の先進国に中国やロシア、インドなどの新興国を加えた20カ国・地域で政策協調を議論する枠組み。先進7カ国だけのG7より多くの国が集まるため、世界経済の現状を議論し、国際的な経済協力を打ち出す中心的な会合と位置付けられている。アジア通貨危機後の1999年に財務相・中央銀行総裁会議が始まり、2008年のリーマン・ショック後は首脳会合が定期的に開かれている。昨年の議長国はドイツ。今年はアルゼンチン。









九州経済 ニュースの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事