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【特派員オンライン】「取材拒否」の裏にあるもの

2018年02月24日 03時00分 更新

 「日本の記者です」。22日、韓国・釜山市であった島根県の「竹島の日」に反対する団体の記者会見。私がこう名乗ると、団体の担当者は配布資料の提供を拒否した。慰安婦問題を象徴する少女像を日本総領事館の前に設置した団体だ。この団体による日本メディアへの取材拒否は昨秋ごろから続いている。

 「日本メディアは、日本政府と同じようにわれわれを批判することしか書かない」というのが彼らの表向きの理由だ。だが、自分たちの主張が必ずしも市民に支持されていないことへのいら立ちを、日本メディアに向けているようにも見える。

 象徴的なのが、市が昨夏施行した少女像保護条例で、領事館前の像が道路法に違反しているとして今も保護の対象となっていないことだ。昨年末、少女像設置1周年の関連行事を全て取材したが、団体幹部のトークショーの参加者はわずか5、6人。市民の関心の低さに驚いた。

 22日の会見でも、会場に掲げられた横断幕は領土問題だが、話す内容は日韓合意破棄など慰安婦問題関連の主張に多くを割いていた。日本メディアへの取材拒否と併せ、彼らの焦りが透けて見えるように思えた。 (釜山・竹次 稔)










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