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【福高讃歌】(39)弱者のため 全体のため

2018年03月06日 03時00分 更新


  • 草場良八さん(1995年撮影)

  • 中園政直さん

 旧制福岡中と福岡高の卒業生から首相は誕生していないが、これまで「三権の長」に唯一就任したのが草場良八(1943年卒)だ。「憲法の番人」と呼ばれる最高裁判所の第12代長官。退官翌年の96年には母校で講演し、自身の経験から「日本は法治国家だが、日本人の骨身に染みている『和』に価値を置くところがある。和はもろ刃の剣となるので、論理的思考を取り入れる必要がある」と、冷静な判断の大切さを福高生たちに呼び掛けた。

 草場のように法曹界に進むOBは多く、うち福岡を地盤に働く弁護士らは「福法会」という友好団体をつくり、現在は約70人が在籍する。会長は弁護士の古川卓次(61年卒)。元日弁連副会長の吉野正(65年卒)や川副正敏(68年卒)も会員に名を連ねる。

 水俣病被害者救済に取り組んだ馬奈木昭雄(61年卒)、薬害肝炎九州訴訟弁護団代表の八尋光秀(73年卒)などは、弱者の側に立つ弁護士活動が光る。村山博俊(同)、春田久美子(85年卒)、アマチュア囲碁界でも名が通る若手の安東翔太(2007年卒)も福法会所属だ。










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