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ラジオ復権へ歴代アナ集結 FM福岡50年に向けイベント自主企画

2018年03月10日 10時12分 更新

記者:木村貴之


  • 歴代アナウンサーの現役当時の写真をスクリーンに映し「男性はそれなりに、女性は美魔女になった」と語る竹内出さん(左)ら

  • 歴代アナ8人が登場したリレー朗読。美しい発音や滑舌、豊かな表現力が「プロの技術」を感じさせる


 ステージでは5分間の番組風に構成されたトークや朗読の出し物が続いた。

 現役時、音楽番組を担当した久田さんがエピソードを紹介。「マイルス・デイビスなど『ジャズの巨人』の福岡公演を夢中で取材した」「大物ゲストとのトークは大興奮。中島みゆきは『時代』など数曲を目の前で歌ってくれ、緊張して死にそうになった」と声を弾ませ語り掛ける。

 塚本さんは朗読。「オルゴールには妖精が宿る」。都市伝説のようなうわさ話を基に作った物語を読み上げる。「人が夜に集まるのではなく、夜が人を呼び寄せるのです。漆黒の闇の世界にこそ命を永らえることのできる物の怪(け)たちが、ほら、あなたのそばに」−。

 この後、「ベーちゃん」の愛称で親しまれた72年入社の竹内出(いづる)さん(70)を中心にしたトーク、装い華やかな女性ら計8人によるリレー朗読も。笑いを誘う軽妙な「語り」や、発音が美しく情感のこもった「読み」が会場を魅了した。

 60代の女性ファンは「私たちはラジオから流れる音楽やトークに励まされ、大人になった。すてきな心の交流を若い人たちにも知ってほしい」と話した。

     ◇    ◇

 日本ラジオ博物館(長野県松本市)によると、ラジオは1920年、米国で世界初の中波(AM)放送が始まり、日本では25年にスタート。超短波のFM本放送は69年のNHKが皮切りで、FM福岡は全国で4局目の民放となった。


自主企画イベントで、音楽番組を担当していた当時のエピソードを紹介する久田大作さん(左)と、幻想的な自作の短編物語を朗読する塚本博通さん=昨年12月、福岡市・天神(撮影・木村貴之)
1970年6月1日、エフエム福岡の社屋内で放送開始のスイッチを入れる森俊雄社長(当時、手前)=当時の西日本新聞夕刊から
イベント終了後の記念撮影でファンに囲まれ、FM放送へのサポートを誓うFM福岡の歴代アナら(前列)









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