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天神大牟田線物語

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【天神大牟田線物語】(38)駅と路線の名に「天神」

2018年03月15日 03時00分 更新

記者:西鉄広報課・吉富実氏


  • 福岡(天神)駅の中央口。「天神」の名が付いた駅名は市民や利用者に定着した

 民鉄の大都市側にある起点の駅名は接続するJR駅と同じか、地名が付くのが一般的です。関東の東急は「渋谷」、小田急や京王は「新宿」でJR山手線の駅と同じです。一方、JR大阪環状線の内側にターミナルを設けた南海は「難波」、近鉄は「上本町」、阪急と阪神は隣接するJR駅が大阪ですが「梅田」の名を付けました。

 では、西鉄はどうだったか。大牟田線の前身である九州鉄道が1924年に久留米まで開業したとき、起点の駅(当時は停留場)の名前は他都市にならわず、都市名の「福岡」としました。福岡を代表する電鉄・駅であることを強調したかったのでしょう。当時の国鉄の駅名が「博多」だったことも幸いしています。

 70年ごろまで、福岡市を代表する商業地域は、博多大丸があった呉服町から福岡玉屋があった東中洲までで、その間に寿通や川端といった博多五町商店街がにぎわっていました。天神町(てんじんのちょう)にも岩田屋や、新天町をはじめとする商店街がありましたが、県内一の繁華街と呼ばれるのは70年代後半になってからでした。










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