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17歳レーサー 世界へ 福岡・沖学園の真崎選手「モト3」参戦 「表彰台に上りたい」

2018年03月14日 15時00分 更新

記者:三重野諭


  • モト3クラスにフル参戦する真崎一輝選手(本人提供)

  • 参戦に向け、テスト走行する真崎選手(本人提供)

 オートバイの世界選手権シリーズの一つで登竜門とされる「モト3クラス」に、福岡市南区の真崎一輝選手(17)=沖学園高2年=が今季からフル参戦する。世界から集まる28人の中で日本人は4人。世界最高峰の舞台への一歩を踏み出すのを前に「速い選手と走るのは楽しみ。その中で表彰台に上りたい」と胸を高鳴らせている。開幕戦は16〜18日、カタールで行われる。

 真崎選手は、バイクレース好きの父大樹(ひろき)さん(49)の勧めで3歳からポケットバイクに乗った。当初は転倒を怖がっていたが、4歳からレースに出始めると、表彰台に立つのが楽しみで、のめり込んだ。5歳ごろから「世界最高峰のモトGPクラスで戦いたい」と憧れるようになったという。

 毎週末、福岡県筑紫野市や北九州市のサーキットに通って練習を重ね、関東や関西での大会で頭角を現した。曰佐中(南区)に入ると、将来を見据えて世界での経験を積もうと、アジアの大会にも参戦。中学の陸上部にも所属し、短距離のダッシュを繰り返すなどして、瞬発力や基礎体力を鍛えた。

 最大の転機は中2の時、アジアなどの若手育成を目的とした大会「アジア・タレント・カップ」への選考を突破したこと。レースを通じて大会責任者らの目に留まり、ジュニアの世界選手権など、さらに上の舞台への出場も果たした。

 その実績を評価されて昨年11月、モト3に1試合だけ特別に出場し、日本人最高の10位に。所属選手が引退したスペインのチームからオファーを受け、フル参戦の機会を得た。

 「トップ選手はタイヤがすり減った終盤でもタイムが落ちない。自分も技術を磨きたい」とさらなる進化を誓う。モト3には、福岡市出身で同学年の鳥羽海渡選手(17)も昨年から参戦中で「小さい頃からずっとライバルで友達。やっと同じ舞台に立てる」と世界での再戦を心待ちにする。

 「最終的なゴールは、モトGPの王者」。脊振山(1055メートル)山頂近くまで自転車で走るトレーニングで鍛えた精神力で、世界の頂点を目指す。

■モト3クラス オートバイの世界選手権シリーズの一つで、最高峰のモトGP(エントリー24人)、モト2(同32人)に次ぐ3番目のクラス。今季は欧州や日本を含むアジアなどで年間19戦を行い、王者を目指す。新規参戦は原則16〜25歳、継続参戦は28歳までの年齢制限がある。使用するオートバイの排気量は250CCで、最高速度は240キロを超すといわれる。









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