ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

ティラーソン氏、無念さにじませ トランプ氏へ言葉なく

2018年03月15日 09時29分 更新


米、外交司令塔不在に

 【ワシントン田中伸幸】トランプ米大統領に解任を通告されたティラーソン国務長官は13日(日本時間14日)、国務省で記者会見を行った。ティラーソン氏は「同盟国などと協力しながら、米国民のために成し遂げなければならない課題が山積している」と強調。記者からの質問も受け付けずに会見を終えるなど、無念さをにじませた。今月31日に正式に退任する。

→「親トランプの強硬派」に懸念の声

 後任のポンペオ中央情報局(CIA)長官の就任には議会上院の承認が必要で、就任は早くても4月の議会公聴会後になる。トランプ氏が5月末までの開催を目指す米朝首脳会談を前に、外交の司令塔が当面不在となり、会談実現に向けた事前調整にも影響を及ぼす可能性がある。

 ティラーソン氏は会見で北朝鮮への「最大限の圧力」政策が期待を超える成果を出したと指摘。「米国が重大な政策や安全保障の課題に直面している中、円滑な業務移行が最も重要だ」と述べ、速やかにサリバン国務副長官に職務を引き継ぐ考えを示した。国務省職員などへの感謝を述べる一方、トランプ氏に向けた言葉は一切口にせず、対立の深刻さを浮き彫りにした。

 米メディアによると、ティラーソン氏はアフリカ外遊から帰国して約4時間後の13日朝、トランプ氏のツイッターで解任を知った。外遊中にケリー大統領首席補佐官から、近く解任に関するツイッター投稿があると知らされていたという。ティラーソン氏の説明では、トランプ氏から解任について電話があったのは、ツイッター発信から3時間以上たった同日昼だった。

 ティラーソン氏解任を巡っては同日「国務長官は職務にとどまるつもりだった。解任理由も知らされていない」など、トランプ氏の決定に異を唱えるような声明を出した広報担当のゴールドスティーン国務次官も政権から解任された。

 国務省では今月、北朝鮮担当特別代表が辞任。サリバン氏とは別の副長官や複数の高官ポスト、駐韓国大使も空席が続いている。












全国経済 ニュースの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事