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バー「ソロモン」、キープするのはガンプラ ホワイトベースは”陥落” <ガンダムを訪ねてin九州 第1話>

2018年03月30日 03時00分 更新

記者:三重野諭


  • 経営不振のため、3月末で閉店する「ホワイトベース」


経営不振で「木馬」は閉店、艦長をソロモンに配置換え

 ガンプラやバーのメニュー、お客さんについて語る大佐は本当に生き生きとしている。つらいことはないのか。

 「大きな声で言えないですけど、経営不振ですね。生活的にも内装の仕事をもっとやらないと難しいよね、ということになりました。ガンダムバーというより、飲食業全体がつらいのかなと。ここ半年ぐらいが厳しいですかね。去年の年末は忘年会の予約が少なかった」



 実は、大佐はもう1店舗、ガンダムバーを経営している。同区大橋にある「E.F.S.F ガンダムバー ホワイトベース」。大佐の長男、祐多さん(22)が艦長(店長)を務めていたが、こちらを3月末で閉店し、4月以降は裕多さんにソロモンを主に任せる。大佐は「週末とかは出るつもりですけど、今後は内装の仕事と、五分五分かなあという感じです」と、どこか寂しそうに話してくれた。

 ソロモンを残すか、ホワイトベースを残すか、大佐の決断の裏にはさまざまな事情があるはずだ。とはいっても、お客さんの声を受けて悩んだ大佐が「木馬」ではなくジオンサイドを選んだという事実は、ガンダムファンたちの生き様、こだわりの象徴ではないだろうか。

 続く店もあれば、閉まる店もある。好景気とはいえ、厳しい飲食業界。「悲しいけどこれ、戦争なのよね」――。ソロモンに散った、スレッガー・ロウ中尉の言葉が胸に響いた。


※ソロモンの店舗情報はこちら
※ホワイトベースは3月31日の閉店まで、飲み放題などのイベントを実施中。最新情報はこちら

シャアのコスプレで「坊やだからさ」。願望をかなえるメニューを作ったソロモンの「大佐」
ソロモンの人気メニュー「ズゴックの唐揚げ」(左)と「ゴッグの爪」
(左)縛られた赤鼻(右)沈んだハイゴッグ
ソロモンでの戦いを再現したジオラマ









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