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「ソレノイド」で珍発明、大集結 ギョーザ包み、薬をお知らせ… 福岡・飯塚市の電子部品メーカー

2018年04月23日 03時00分 更新

記者:広田亜貴子


  • 大賞を受賞した「アジアンソウルフードパパパパーンダ」。口でギョーザを包んでいる

  • 口から薬の入ったピルケースを出す「クスリッピー」

  • 「クスリッピー」を制作した(左から)酒井文也さん、福田静生さん、森剛史さん

 ギョーザの皮を包むパンダ型の機械、薬の飲み忘れを防止するマシン…。福岡県飯塚市有安の電子部品メーカー「タカハ機工」が主催し、電磁石で鉄芯を往復運動させる部品「ソレノイド」を使ったコンテスト「ソレコン」。ユニークな発明品が全国から集まり、ソレノイドの可能性を探った。

 ソレノイドは車のドアロックや自動販売機、駅の自動改札機などに幅広く使われている。5回目となるソレコンは2月下旬、同社で開かれ、応募作品計38点を審査した。

 大賞は、ギョーザを包む機械「アジアンソウルフードパパパパーンダ」。制作した大阪市の清水貴弘さん(29)はデザインにもこだわり、「電子工作は見た目が武骨になりがち。できるだけ受けるようパンダのかわいさを求め試作を重ねた」と話す。審査員を務めた明和電機の土佐信道社長は「ソレノイドをエンターテインメントにしている」と完成度の高さを評した。

 いいね賞は、九州工業大(飯塚市)大学院情報工学府2年の森剛史さん(23)らが制作した「クスリッピー」。朝、昼、夜と設定した時間に音が鳴り、音を止めると1回分の薬(ピルケース)が出てくる。

 大学の友人とアイデアを出し合った際、祖父母の薬の飲み忘れが話題になり、約3週間で完成させたという。森さんは「ソレノイドは単純な動きだからこそ、初めて物作りをする初心者でも入りやすい。発想力で競い合えるのがソレコンの楽しさ」と話した。森さんらは昨年のソレコンでは、自動で日めくりカレンダーをめくる機械をつくり、大賞を受賞した。

 タカハ機工の大久保泰輔社長は「商品化できるヒントがあった。世間に通用するような商品をつくりたい」と話す。応募作品の動画はタカハ機工のホームページで公開している。

 










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