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「住みます芸人」の活躍に期待 吉本興業のソーシャルビジネス 地域課題探るアンテナに【動画付き】

2018年05月12日 15時00分 更新

記者:木村貴之


  • ソーシャルビジネスに協力するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏(2列目右から4人目)を囲み、記念撮影をする吉本興業の売れっ子芸人や住みます芸人ら=3月下旬、東京

  • ソーシャルビジネスについて「住みます芸人」としての思いを語る「ぶんぶん丸」の(左から)池田義之さんと山田直樹さん

 社会的課題の解決を目的とするソーシャルビジネスへの進出を表明した吉本興業。課題を探るのは「住みます芸人」として47都道府県に派遣された吉本のタレントたちだ。3月下旬に東京で開かれた記念ベントには、九州を含む各地の住みます芸人たちが集結。地域に密着した芸能活動を通じて感じた課題を「笑い」も忘れて熱く報告、ソーシャルビジネスに臨む吉本興業の本気度を印象付けた。
 ⇒吉本興業がソーシャルビジネス

 イベントには「M−1グランプリ2016」で優勝した漫才コンビ「銀シャリ」や女性ピン芸人「ゆりやんレトリィバァ」ら売れっ子芸人たちも参加し、ステージで次々にネタを披露した。

 銀シャリは高齢化社会を題材にした漫才で、高齢のため自動車運転免許を返納したのにバス路線廃止で移動手段を失うお年寄りの悲哀を表現。一方が「それでも90歳すぎの現役ドライバーがいる」とハンドルを握るジェスチャーをすると、相方は「それ、手押し車やん」と素早い突っ込み。ゆりやんは、新ネタ「昭和の日本映画に出てきそうな女優」をアレンジし、農業の担い手不足に触れる一人コント。「先生、あたしだってできるのよ。見てらっしゃい」。ダイコン収穫やトラクター運転などの農作業に挑むが、甲高い悲鳴を上げて失敗する場面を演じ、会場の爆笑を誘った。

 住みます芸人は全国から21組が駆け付け、それぞれ派遣先の地域が抱える課題を報告した。少子高齢化や過疎化、人手不足、東日本大震災の被災地の現状―。各組とも住民の視点で地域の実情を語り、司会の山口智充さんが「芸人というより自治体職員に見える」と舌を巻く一幕もあった。


ソーシャルビジネスに協力するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏(2列目右から4人目)を囲み、記念撮影をする吉本興業の売れっ子芸人や住みます芸人ら=3月下旬、東京
ソーシャルビジネスについて「住みます芸人」としての思いを語る「ぶんぶん丸」の(左から)池田義之さんと山田直樹さん
記念イベントのステージで、高齢化社会を題材にした漫才を披露して爆笑を誘う「銀シャリ」の2人









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