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「住みます芸人」の活躍に期待 吉本興業のソーシャルビジネス 地域課題探るアンテナに【動画付き】

2018年05月12日 15時00分 更新

記者:木村貴之


  • 記念イベントのステージで、高齢化社会を題材にした漫才を披露して爆笑を誘う「銀シャリ」の2人


 九州からは福岡の「ぶんぶん丸」、佐賀の「メタルラック」、鹿児島の「突撃パイナップル」の漫才コンビ3組が参加。メタルラックはJR佐賀駅(佐賀市)周辺の商店街で進む空洞化を、突撃パイナップルは鹿児島県枕崎市で特産・かつお節の生産工場が人手不足にあえぐ現状をそれぞれ指摘し、「外国人労働力に頼ってもいずれ帰国するので改善につながらない」(鹿児島)―と窮状を訴えた。

 ぶんぶん丸は後日、福岡市・天神の西日本新聞社を訪れ、住みます芸人としての活動内容を報告した。

 コンビは、九州産業大在学中に知り合った池田義之さん(33)と山田直樹さん(34)で結成し、2010年10月デビュー。住みます芸人には12年に就任した。県内各地の祭りやイベントのほか、福岡市の文化や観光などの知識を試す「福岡検定」などもPRし、情報発信を後押し。活動を通じて感じるのは「地域住民同士の対話不足」という。

 「なかなか人を呼び込めない商店街に足を運ぶと、キーマンがいないのです。住民同士の談議を呼び掛けたり、地元の話題を積極発信したり。逆にうまくいっている地域には必ずいる。コミュニケーション不足は活性化の支障になっています」と池田さんは話す。

 解決策として2人が提案するのは、対話を促し、ヒトやカネが循環できる仕掛け。山田さんは「福岡市にはスタートアップ(新興)企業も数多い。連携すれば課題を解決できるソーシャルビジネスの道が開けるかも」。ともに「笑い」はそっちのけに熱く語った。

ソーシャルビジネスに協力するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏(2列目右から4人目)を囲み、記念撮影をする吉本興業の売れっ子芸人や住みます芸人ら=3月下旬、東京
ソーシャルビジネスについて「住みます芸人」としての思いを語る「ぶんぶん丸」の(左から)池田義之さんと山田直樹さん
記念イベントのステージで、高齢化社会を題材にした漫才を披露して爆笑を誘う「銀シャリ」の2人









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