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難関大目指すなら中高一貫 教えて英進館(3)

2018年06月04日 09時40分 更新

 〈中高一貫校の良さは何ですか〉

 中学受験を目指す小学生は増えています。英進館でも今年は2012年より17%増えました。では、その魅力は何でしょうか。

 まず、公立中に比べ最大で1.5倍の授業時間が確保されています。公立中の国、数、英、理、社5教科の1週間の授業時間は中1で計18時間、3年間合計で55時間です。県内の中高一貫校は、久留米大付設中が計70時間、筑紫女学園中が計79時間、福大大濠中は計82時間あります。

 次に生徒や保護者の目標や考え方が近い。大学の現役合格率も高い。国公立大医学部医学科の現役合格者占有率は、今年も24位までが中高一貫校でした。高校まで6年間の一貫したカリキュラムで「真の意味のゆとり」が生まれ、大学入試改革を先取りしたカリキュラムを独自に取り組めるのも利点です。

 〈デメリットは何でしょうか〉

 途中で進路変更が難しい。学習についていけず退校になると、高校では中途入学の学校探しが大変です。高校入試がなく、中だるみも起きやすい。通学時間が長くなり、寮や下宿生活を強いられることも。経済的な負担も大きい。

 県内の難関公立高は、朝補習などを行い難関私学同等に厳しい学習指導を行い、中高一貫校に通わずとも良くなりつつあります。最初に指摘したメリットも、場合によってはデメリットになります。

 将来目指すものは何なのか。有名大への現役合格、医者にしたい、グローバルに活躍させたいなら中高一貫校。地元に残るなら公立高を勧めます。福岡では公立高の卒業生のネットワークが強いですから。親や本人の考え方次第です。中学受験は勉強の仕方を早い段階で身に付け、有形無形の財産として、いずれ役立ちます。(聞き手・椛島滋)

   ◇  ◇

 筒井館長への質問は、氏名と連絡先を明記し、西日本新聞社都市圏総局ファクス=092(711)6242、メール=tiiki@nishinippon.co.jp=へ。










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