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開園80周年の「かしいかえん」 小さな幸せ育む遊園地に残る”謎”

2018年05月06日 03時00分 更新

記者:福間慎一


  • ジェットコースター「ペガサス」。青空に子どもたちの歓声が響いていた

 大型連休中、「かしいかえん」に出かけた。

 最初に行ったのは4、5歳のころ。保育園の遠足だった。小学校の高学年のときには、親に小遣いをもらい、友だちと恐る恐る電車を乗り継いで出かけた。それからずいぶん間が空いて6年前、親として自分の子どもを連れていった。そして今回、記憶の上では4回目の入園だ。

 普段はあまり意識しないが、福岡市内で唯一の遊園地でもある。そこへのお出かけは「コンパクトシティ」を標榜する福岡を実感した1日だった。

 好天に恵まれた休日。西区の自宅を午前10時すぎに出発。福岡都市高速道路を走り、午前11時前にはもう東区にある園内に入れた。駐車場が園に隣接していて、少し出遅れたにもかかわらず、数台の余裕がある。

 園内は家族連れで大にぎわいだった。フリーパスのチケット売場には長蛇の列ができていたが、それでも20分ほどで購入。「たくさん乗る」という長女だけフリーパスで、私と妻と長男は「のりもの券」での都度払いにした。混雑していたが、1時間待ちといったようなアトラクションはなく、長女は10回以上パスを利用した。午後3時半に園を後にして、帰宅しても午後4時。それからさらに子どもたちと自宅で遊び、夕食は近所のラーメン店へ。午後9時には就寝した。

 昨年夏、東京ディズニーランド(TDL)に家族で行ったときは「戦い」だった。まず駐車場から入園口まで根気強く並ぶ。さらに、アトラクションの内容と待ち時間を考慮して、最も効率の良い周り方を考えなくてはならない。パレード見物は幸運にも、よく見える場所を確保できたが、緊張の連続だった。自宅に戻ったときには精根尽き果てていた。もちろん、とても楽しい一日ではあったが。

 非日常の「夢の国」を冒険するTDL。比べるのは筋違いではあるけど、かしいかえんは非日常ではなく、「日常の延長線上」をちょっと旅する感覚だ。観覧車の高さは36メートル。アイランドシティにある九州最高層のマンションの4分の1しかない。だが、家族で小さな幸せを実感できる場所がこんなに手近にある、というのは素晴らしい。

 実は今年が「開園80周年」ということで、予習を兼ねて少し歴史をひもといてみた。ところが、どうしても解けない謎にぶつかってしまった。











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