ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

「ガンダム接待」は実在する? 涙、涙のめぐりあい 赤く燃える小倉のマスター <ガンダムを訪ねてin九州 第3話>

2018年05月11日 15時00分 更新

記者:三重野諭


  • 古谷徹さんのサインに敬礼するマスター。「店の宝です」

千葉から来店27回、止まらないガンダムトーク

 「かじ取りは良くも悪くも、全部自分の責任。寒いから、雨が降ってるからとか、状況のせいにしない。いかにパーフェクトに近い接客ができるかどうかやと思います」

 取材は盛り上がり、マスターが東方不敗ばりの熱さを見せ始めたころ、負けじと熱い客がバーの扉を開いた。「きょうは世界に数少ないGガンファンを連れてきたよ」。あいさつ代わりのジョークに、かえってGガンダムへの並々ならない愛を感じる。

 小倉は競馬場があり、競馬関係者の来店も多いと聞いていたが、千葉県から出張ついでに来たというこの2人組の30代男性も、競馬関係の団体職員だった。

 「ガンダムSEEDのワードって、競走馬の名前に多いですよ。タンホイザー、ローエングリン、デュランダル。ビームライフルもいましたね」。教えてもらったお礼に、私も最近仕入れた豆知識を披露する。

 「福岡のガンダムバーで中国の方に聞いたんですけど、サイ・サイシーやドラゴンガンダムって中国で人気らしいですよ。張五飛、王留美も人気だそうです」
 「国のデフォルメって良いイメージあまりないけど、中国で認められてるんですね。意外です」

 初対面で、いきなり盛り上がる客と記者。

 「レインの髪形すごい」
 「レインとアレンビーなら、僕はレイン派」
 「レインと結婚したい」
 「やっぱりシャッフル同盟はいい」
 「『君の中の永遠』って名曲」
 「天野由梨さんって、一時声優を引退してましたよね」――。

 「お客さん同士の横のつながりができる」と中原さんが語るガンダムバーの魅力を体感した。2人組のうち、常連の方に「入港証」を見せてもらった。来店1回につき1個押してもらえるスタンプは、27個に達していた。出張があるとはいえ、千葉在住なのになんという入港ぶりなんだ。「ガンダムバー細胞」にでも感染したのか…。

 かくいう私も、会話が止まらない。いつのまにか「デビルガンダムバー」に取り込まれていたのか…。取材を忘れ、小倉の夜はふけていった。

※G BAR SIDE-6の店舗情報はこちら

(5月18日追記)

 「ターンAターン」を歌っていた西城秀樹さんが亡くなりました。

 太古の兵器モビルスーツを発掘した地球側と、高度な文明を持つムーンレイスとの争い。そのスケールの大きさを演出したのが、西城さんの歌声だったと思います。

 お悔やみ申し上げます。


人気メニュー「黒い三連星」(中央)によるジェットストリームアタックを繰り出すマスター。右はカクテル「ザクレロ」
ガンダムバーでは定番サービスともいえる、コスプレも楽しめる。店の奥にはシャアザクがそびえ立つ
人気カクテルの「GN粒子」。飲んだらトランザムできるかな









特集 qレポートの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事