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絶叫マシン、月の石…「スペワの遺産」再出発

2018年06月09日 03時00分 更新


  • スペースシャトルの模型を取り巻くように設置されている絶叫マシン「ヴィーナスGP」。重機による解体作業が進んでいる=8日、北九州市八幡東区

「ヴィーナス」北海道移設へ

 昨年末に閉園したスペースワールド(SW、北九州市)の運営会社幹部は8日、絶叫マシン「ヴィーナスGP」を親会社の「加森観光」(札幌市)が運営する北海道のリゾート施設に移設すると明らかにした。「タイタンMAX」や、園の象徴だったスペースシャトルの模型は活用策を見いだせず売却先も見つからなかった。行き場のない遊具は解体、撤去が濃厚とみられる。

 運営会社と加森は閉園後、遊具の活用や売却に向け検討や交渉を続けてきた。絶叫マシン「ザターン」や大観覧車は海外へ売却。ヴィーナスに加え、大型プールやメリーゴーラウンドは加森グループのレジャー施設、動物園での再利用が決まったが「他は多額の解体費を出してまで欲しい企業が見つからなかった」(運営会社幹部)という。

 売却や処分は、土地所有者である新日鉄住金との賃貸契約が切れる6月末が期限。扱いが決まらなかった遊具は7月以降、同社の管理下に入る。新日鉄住金は残る遊具について「現段階では何も言えない」(広報)としているが、跡地の開発業者イオンモール(千葉市)は更地での土地引き渡しを求めており、解体や撤去以外の対応は難しい。

 シャトルの存続を求める署名活動をネット上で続ける会社員横田朝一さん(28)=福岡市=は「シャトルは北九州市のランドマーク。署名を市と新日鉄住金に届けたい」と話した。 (井崎圭)

昨年末に閉園したスペースワールドで展示されていた「月の石」(北九州市提供)









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