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福岡吉本、天神のビブレホールを常設劇場に ミスチルが来演、林檎も常連のロック殿堂 9月から「笑い」発信拠点へ

2018年07月05日 03時00分 更新

記者:木村貴之


  • 9月から福岡吉本の常設劇場に生まれ変わる「ビブレホール」。これまで福岡吉本主催のお笑いイベントなども催されていた=6月30日、福岡市・天神の天神ビブレ8階(撮影・木村貴之)

 吉本興業福岡事務所(福岡吉本)が、福岡市・天神のファッションビル「天神ビブレ」8階の「ビブレホール」を借り上げ、9月から福岡吉本専用の常設劇場「よしもと天神ビブレホール」として運営することが分かった。プロ・アマを問わず、多くのミュージシャンが出入りするライブハウスとして長年親しまれてきた空間は、お笑い文化の発信拠点に生まれ変わる。

 関係者によると、ビブレホールはビル開業の1982年、多目的ホールとして誕生し、主にライブハウスとして稼働してきた。小規模ながらも音響設備に定評があり、ミスターチルドレンやナンバーガール、福山雅治さんら人気アーティストも来演し、福岡育ちのシンガー・ソングライター、椎名林檎さんが常連客として来場していた時期も。ピークの90年代は年間千組前後のバンドがステージに立ち、全国に名をはせた「ロックの殿堂」。近年はアイドルも登場するホールとして親しまれていた。

 福岡吉本の常設劇場は、JR博多駅前の「吉本ゴールデン劇場」(99年5月〜2004年3月)、JR小倉駅近くの「あるあるYY劇場」(12年5月〜15年12月)に続いて3カ所目。事務所を置く福岡市ではゴールデンの閉館以来、14年半ぶりの復活となる。

 福岡吉本によると、ホールは所属タレント(35組53人)の演芸場や稽古場のほか、今春開校した新人養成所「吉本総合芸能学院(通称・NSC)福岡」の受講生(1期生32人)の教室として活用する。これまでイムズホールや博多リバレインホールと併せ、ビブレホールもレンタル方式の拠点としてきたが、平日を中心に月3回程度しか使えない状況が続き、常設再開を模索していたという。

 ホール面積は約200平方メートル(事務所を含む)。客席は可動式で、着席なら110人、スタンディング(立ち見)は250人を収容できる。大規模な改装はせず、照明や音響などの設備はそのまま引き継ぎ、ホール貸し出しにも対応する意向。6月下旬、施設側とテナント入居契約を結び、現在、常設再開に向けて、こけら落とし公演を企画している。

 福岡吉本は「多くの若者が訪れる天神のど真ん中。東京や大阪から福岡入りする大物芸人も交え、従来以上に笑いを発信し、福岡吉本のファンを増やしたい」と意気込んでいる。










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