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九州大雨72万人避難指示 福岡3人不明 北部3県特別警報

2018年07月07日 03時00分 更新


  • 行方不明者の捜索が続く、北九州市門司区奥田の土砂崩れの現場=6日午後2時21分

 九州地方は6日、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、広い範囲で大雨が続いた。北九州市門司区で60代夫婦が土砂崩れに巻き込まれるなど福岡県内で3人が安否不明になっているほか、九州各地で少なくとも9人が負傷。複数の河川で氾濫危険水位を超えるなどし、九州北部地域で計約72万人に避難指示が出された。気象庁は甚大な被害の危険があるとして最大級の警戒を呼び掛ける「大雨特別警報」を福岡、佐賀、長崎3県の広範囲に出した。

 福岡県警によると、同日午前7時40分ごろ、北九州市門司区奥田で住宅が土砂崩れに巻き込まれたと110番があった。家屋1棟から30代女性が救出されたが座骨を折る重傷。60代の両親が屋内に取り残されているといい、県警や自衛隊が捜索を続けている。同県筑紫野市原田の山中に取り残された60代くらいの女性が消防の救助中に土砂にのまれ、行方不明になっている。

 同県内ではみやこ町犀川や那珂川町南面里でも土砂崩れが起き、それぞれ民家1棟が倒壊。80代女性2人が負傷した。飯塚市仁保では国道201号が長さ約15メートル、幅約3メートル、深さ6〜7メートルにわたって陥没し、車2台が落下。男性2人がけがをした。筑前町でも陥没した道路に車ごと落ちた30代男性が軽傷を負った。

 佐賀県唐津市厳木町の道の駅厳木「風のふるさと館」では、駐車場ののり面が崩れて車1台が土砂に巻き込まれた。乗っていた40代の男性2人が自力で脱出し、腰や首に軽傷。同市七山でも80代女性が土砂に巻き込まれ負傷した。同県伊万里市の障害福祉サービス事業所では、利用者の20代男性が帰宅準備中に施設からいなくなった。災害との関係は分かっていない。

 西日本新聞のまとめでは午後9時現在で避難指示が出されたのは、福岡県の広範囲で計17万3040世帯37万9846人▽佐賀県唐津市などで8万8336世帯22万6092人▽長崎県佐世保市などで2万5980世帯6万1889人▽大分県日田市、中津市2万2028世帯5万3368人。各地で河川が氾濫危険水位を超え、土砂崩れも相次いでいる。

 気象庁によると、北九州市小倉南区空港北町では1時間に64ミリの非常に激しい雨が降った。24時間雨量(午後7時時点)は同区東谷350・5ミリ▽福岡県飯塚市364ミリ▽福岡市早良区早良脇山393ミリ▽佐賀市北山464・5ミリ▽佐賀県唐津市287ミリ−となり、観測史上最大を記録した。










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