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白糸の滝 観光再開未定 福岡・糸島市 林道崩れ、施設休止

2018年07月15日 03時00分 更新

記者:日高三朗


  • 白糸の滝に通じる広域基幹林道には通行止めの看板が出ている

 北部九州の梅雨明けが発表された9日、福岡都市圏でも西日本豪雨で被害を受けた地域の人たちが復旧作業や片付けに追われた。降り続いた大雨が残した爪痕は大きく、糸島市の名所「白糸の滝」の観光施設は営業再開のめどが立たない状態だ。

 白糸の滝は年間20万人超の観光客が訪れる糸島市の名所だが、県道からつながる主要ルートの広域基幹林道(約1キロ)は路肩崩壊や土砂崩れで通行止め。滝のそばにある観光施設「ふれあいの里」は6日から営業休止中で、夏のかき入れ時を前に再開のめどは立っていない。

 市や関係者によると、路肩が崩壊したのは林道入り口から施設までの中間地点辺り。幅約5メートルの林道の崖側が約30メートルにわたって崩れ落ちている。ほかにも6カ所ほどに土砂が小さな樹木ごと道に崩れ落ちていたり、落石があったりする。

 ふれあいの里の駐車場にも大量の土砂が流れ込み、多目的トイレが全壊。隣の男女トイレも一部損壊した。ふれあいの里へは林道より幅の狭い市道を使えば行けるため、応急的な復旧作業を終えれば営業再開できるが、今のところ工事完了は未定という。

 施設を運営する白糸行政区の吉村正則区長(63)は「これまでは土砂崩れがあっても1日で復旧できた。こんな被害は経験がなく、営業再開にどれだけかかるのか」と頭を抱える。

 一方、福岡市は土砂崩れなどが起きた油山市民の森(南区)を当面の間、修復作業のため休園する。もーもーらんど油山牧場も10日まで臨時休園する。










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