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「攻め」のエンジニア育成へ デジハリが福岡に起業視野のアカデミー 東京に続く2カ所目

2018年07月17日 15時00分 更新

記者:福間慎一


  • ジーズアカデミー福岡校での抱負を語る新入生たち

 IT関連の人材を養成するデジタルハリウッド(東京)は、新たなビジネス創造を視野に高度なプログラミングの技術を学び、起業も支援する「G’s ACADEMY(ジーズアカデミー) FUKUOKA」を福岡市・天神に開校した。東京に続く2カ所目で、14日に入学式があった。

 アカデミーは東京で2015年4月に開校。半年間の課程でプログラミングの基礎や、ウェブサービスやアプリ開発の応用を集中的に学んだ上で、オリジナルのサービスを立ち上げるまでを指導する。卒業生からは、職人と建設現場をマッチングするアプリを開発した「助太刀」(東京)や、福岡でも展開するシェアサイクルの「コギコギ」(同)などこれまでに26社が起業し、計約13億5000万円を調達している。

 創業・起業の機運が高いことから、東京以外の最初の進出先として選んだ福岡校では、48人の希望者から試験を経て33人が入学。3人の大学生を除く全員が社会人で、大半にプログラミング経験がないという。入学式では「世界中で使われる製品を作りたい」「前の職場では1人しかいないエンジニア頼みの会社だった。自分もそういう人になりたい」「地方を盛り上げるサービスを提供したい」などと各自が抱負を語った。

 アカデミーの児玉浩康ゼネラルマネージャーは「フェイスブックや(宿泊仲介の)エアビーアンドビーなど、世界に良いサービスが次々に生まれているが、日本発のサービスは少ない。背景には、エンジニアの少なさもあるが、今も保守管理などの『守り』が日本のIT産業の中心だからだ」と指摘する。

 「製造業で大きくなった経済の中で、リストラや効率化の文脈で作られた日本のITに対して、米国では、ITが直接的なものづくりの対象として考えられ、伸びた」と児玉氏。その上で「この先受託だけでは競争力が失われる。日本でも、自社サービスを開発できるプレーヤーを増やす必要がある」と、「攻め」のエンジニアを養成する必要性を語った。










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