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新しい百貨店つくる 博多大丸(Q&Aと動画付)

2018年07月31日 03時00分 更新

記者:下村ゆかり


  • 川村耕一(かわむら・こういち)業務統括部業務推進部マネジャー

  • 博多大丸の企業ロゴマーク

川村耕一(かわむら・こういち)業務統括部業務推進部マネジャー

 ドラッグストアや大型ショッピングモール、インターネット通販の台頭で、小売業界の競争は激しさを増している。今後も博多大丸がお客さまに必要とされ続けるために、全社員を挙げて、未来の百貨店の形を作っている最中だ。

 抜本的な構造改革を目指し、今年3月から、業務改善など新たな業務に取り組んだことを評価する「チャレンジカード」制度や、半年ごとに自身の目標を発表、成果を確認する「行動宣言」を人事考課に追加した。難易度の高い業務への加点制度も導入予定で、同時に残業時間の抑制も進めている。

 新入社員には現場で販売を学んでもらいながら、大丸松坂屋グループ合同での新入社員研修にも3年間、毎月通ってもらっている。先輩の背中を追い掛けているだけでは、答えが出ない時代。マーケティングや思考方法など、百貨店の垣根を越えた勉強を積んでもらうことで、新たな博多大丸をつくる人材に育ってもらう。


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これがわが社の人財活用術だ
qBizが聞きたい7つの質問

 ※回答は川村氏。動画「仲間になるあなたへの伝言」出演は本人

 (1)即内定!ぜひ会社に迎えたい人材とは?

 これまでは協調性やコミュニケーション能力が高い人間を多く採用してきたが、今はアグレッシブで創造的思考力がある人材を求めている。自分で道を切り開き、学び続けられる人材が必要だ。

 (2)採用活動で一番の悩みは?

 応募者数が減っていることだ。来年度は初任給を2万円引き上げるほか、実家が県外の人には家賃補助も始める。今も百貨店の仕事=販売というイメージが強い。博多大丸という舞台を使ってどんな仕事ができるのか、今までの百貨店にないクリエーティブな仕事にチャレンジしてほしい。

 (3)いま会社として一番忙しいことって何ですか?

 増え続ける外国人買い物客への対応は、加速させている。タブレット端末を使った通訳システムを導入したほか、担当者も増やした。

 (4)10年後、あなたの会社はどうなっている?

 10年後、博多大丸は75周年を迎える。企画力と実行力を磨き、新しい暮らしを提案する存在になり、「あの店に行くと面白い」と認識されている店でありたい。

 (5)社員の能力開発、スキルアップのために取り組んでいることは?

 社員が日々の業務に追われて自己啓発が後回しになっている現状を打破しようと、2016年から毎年、一部の社員を対象にした研修をスタートさせ、年々受講者を増やしている。

 (6)同業他社と比べた場合、あなたの会社の売りは何ですか?

 催事の準備などで、取引先と一丸となって取り組むDNAがあることだ。かつて博多大丸の売り上げが低迷し、取引先に出店してもらうのに苦労していた時代からの慣習が残っている。

 (7)「働き方改革」やってますか?

 社員の勤務実態を把握し、残業削減に取り組んでいる。また食品売り場など多忙な部署は人員を増やすなど、一部の部署に過度な負荷が掛からないようにしている。

 ※博多大丸のホームページはこちら

博多大丸
 1953年、福岡市博多区呉服町で創業。当時は博多駅に最も近い百貨店だった。75年に天神に移転、97年に東館エルガーラを増床した。長崎市の長崎店跡地に建設した複合ビル「ハマクロス411」も運営する。

 J・フロントリテイリング傘下で、2018年2月期の単体売上高は548億円。従業員数は約530人。









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