ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

カンボジアに自動車学校 福岡の会社が開設

2018年08月08日 03時00分 更新


  • カンボジアで開校した自動車教習所=7日、ミナミHD提供

 【バンコク浜田耕治】南福岡自動車学校などを傘下に持つミナミホールディングス(HD)=福岡県大野城市=は7日、カンボジアに自動車教習所を開設した。日本国内では少子化などで免許取得人口の減少が続くが、カンボジアは急速な自動車の普及で交通事故防止へのニーズが高く、今後も人口増が見込めるため有望な市場と判断した。

 ミナミHDによると、日本の自動車教習所のカンボジア進出は初めて。昨年5月に現地法人を設立。政府の認可が下りたため、首都プノンペン北部に事務所を構え、従業員9人、教習用乗用車5台で開校した。既に十数人が入校を申し込んでおり、今後は徐々に規模を拡大する。

 カンボジアの自動車教習所にも学科(法規)講習と実技教習があるが、乗用車の場合は最初から路上での教習が認められている。このため、広大な土地を取得する必要がなかった。日本車や日本のサービスへの評価も高いため「料金が若干割高でも日本式のきめ細かな教習に商機はある」(広報担当者)と見込んだ。

 海外進出の背景には、日本国内で免許取得が可能になる18歳人口が年々減少し、若者の車離れも進んでいるという事情もある。公安委員会指定の教習所の卒業者数は1992年には250万人を超えていたが、昨年は約155万人まで落ち込んだ。一方、カンボジアは年7%前後の経済成長を続けており、中間所得層が増加。人口は2080年まで増え続ける見通しだ。交通事故による死亡者数は増加傾向にあり「事故防止のため、きちんと教育を受けたいと望む若者も多い」と同HDは説明している。










九州経済 ニュースの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事