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福岡・天神で再び「安室ちゃん祭り」 実は彼女への恩返しだった!?

2018年09月02日 03時00分 更新

記者:木村貴之


  • 引退する安室奈美恵さんを全力で応援する「天神アムロマンス」。街角には「安室ちゃん」があふれている=福岡市・天神(撮影・木村貴之)

  • シックな黒のワンピース、エレガントな純白ドレスに身を包む安室奈美恵さんの懸垂幕が彩る商業施設(左からイムズ、福岡三越、天神コア)

  • 安室奈美恵さんの25年余に及ぶ軌跡をたどる体験型展覧会「namie amuro Final Space」の一場面。連日多くのファンが詰め掛ける

 福岡市・天神の街角に「安室ちゃん」があふれている。9月16日に引退する平成の歌姫、安室奈美恵さん。商業施設や商店街は彼女の肖像写真を配した懸垂幕や特設ボードで彩られ、電車やバスのラッピング車両も走る。安室さん一色のイベントで発信されるのは「arigatou(ありがとう)」のメッセージ。シンプルだが、実は深〜い意味がある。

 「TENJIN AMURO MONTH」(天神アムロマンス)と銘打ち、天神16商業施設の約2千店が加盟するプロジェクト「天神ユナイテッド」(TU)の名義で企画。引退当日までラスト1カ月を、天神の総力を挙げて応援しようと8月11日に始まった。ラッピング車両は「アムロマンスとのコラボレーション企画」として西日本鉄道が単独で実施。西鉄福岡(天神)駅では天神大牟田線の発車ベルに名曲「Hero」のメロディーを鳴らすほどの気の入れようだ。

 イベントの核に据えられるのは、福岡三越9階三越ギャラリーで開催中の「namie amuro Final Space」。1992年のデビュー以来25年余に及ぶ活動の軌跡を、歴代のステージ衣装やライブツアー映像などでたどる体験型展覧会だ。東京、大阪、沖縄の3会場でも開かれ、福岡会場も連日多くのファンが詰め掛けている。

 イベントでは展覧会をPRする一方、買い物客に特製バッグを配布したり、展覧会アンテナショップとして一部施設で公認グッズを取り扱ったりして回遊を促す戦略も展開。展覧会関係者によると、県外からの来場者も予想以上に好調で、「SNS上に『天神がすごいことになっている』との情報が拡散している」。TU関係者も「8月の来街者数は平年なら低調なのに今年は好調。彼女の吸引力はすごい」。しっかり相乗効果を生み出しているといえそうだ。

引退する安室奈美恵さんを全力で応援する「天神アムロマンス」。街角には「安室ちゃん」があふれている=福岡市・天神(撮影・木村貴之)
シックな黒のワンピース、エレガントな純白ドレスに身を包む安室奈美恵さんの懸垂幕が彩る商業施設(左からイムズ、福岡三越、天神コア)
安室奈美恵さんの25年余に及ぶ軌跡をたどる体験型展覧会「namie amuro Final Space」の一場面。連日多くのファンが詰め掛ける
ラッピングが施された西鉄の高速バス(上)と電車。西鉄福岡(天神)駅では発車ベルに名曲「Hero」が流れる(撮影・木村貴之)
安室奈美恵さんの福岡ツアーに合わせ、都心界が2月に開いた応援キャンペーンの模様(上下とも提供・天神ユナイテッド事務局)
木村貴之(きむら・たかゆき)<br />
1994年から西日本新聞記者。趣味は釣りとエレキギターの手入れ。好きな映画は「椿三十郎」「八つ墓村」「ナチョ・リブレ」。音楽はレッド・ツェッペリン「貴方を愛し続けて」、寺井尚子「ジャズ・ワルツ」、里見洋と一番星「新盛り場ブルース」









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