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美容師世界大会で優勝 田川の井手口さん 英国で技術磨く

2018年09月16日 03時00分 更新

記者:丸田みずほ


  • 優勝を喜ぶ井手口庄吾さん(中央、本人提供)

  • 井手口さんが応募した写真コレクションの一部

 田川市の美容師、井手口庄吾さん(51)がヘアカットとカラーの芸術性を競う世界大会「BEST OF THE BEST」で初優勝を果たした。英国で技術を磨き、実家の美容室を継ぐために、帰国後は筑豊から世界に挑戦を続ける。「優勝後、長年来てくれているお客さんがすごく喜んでくれてうれしい。一度きりでなく、この先もトップを目指したい」

 「BEST−」は世界各地の美容師が、複数のヘアスタイルを考え、写真コレクションにまとめて応募する。井手口さんのテーマは「アグレッシブ エレガンス」。五つのヘアスタイルを通して「女性らしさ、優しさ、躍動感を表現した」という。審査員からは独自性のあるカットラインやカラーデザインが評価された。

 井手口さんは両親が経営する田川市内の美容室で経験を積み、29歳で渡英。世界的ヘアスタイリストの故ヴィダル・サスーンが開く美容学校に通いながら週末は現地のサロンで働いて生活資金を稼いだ。

 転機は2年後。サスーンのまな弟子の美容室に入り、自分自身でヘアスタイルを創作して個性を表現する面白さを知った。それまではヘア雑誌の通りに仕上げることが一人前だと思っていたが、個性をとことん追求しようと考えた。美容室の中で技術やセンスを競うスタイリスト試験で歴代最高得点を獲得するまでになった。

 2003年に帰国。海外での経験を生かした作品を筑豊から発信し続けようと、国内外の大会に自分の作品を出品してきた。13年には世界大会「2013−2014 AIPPワールドヘアアワード」のベストコマーシャル部門で3位入賞した。知り合いから「東京でやらないか」と声が掛かったこともある。

 現在、国内大会「ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ(JHA)」の最終選考に残っており、11月に結果が発表される。「これからも個性を大切にしながら頑張っていきたい」










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