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「敏腕生保レディー」は81歳 福岡市の鎌田さん 「人に会うのが元気の源」

2018年09月24日 03時00分 更新

記者:横田理美


  • 元気の秘策を語る鎌田弘子さん

 日本生命保険の博多中央営業部(福岡市博多区)に81歳の「敏腕生保レディー」がいる。東区舞松原の鎌田弘子さん。17日の「敬老の日」を前に「生涯現役」の秘策を聞いた。

 「お子さんがいるの? 学資保険も払っているのね」。取材中、記者の身の上に話が及ぶと、鎌田さんはさっと席を立った。

 お茶を飲んでいると「ご提案書」が差し出された。「30歳なら個人年金を勧めるわ。この金額なら無理なく生涯設計できますよ」

 手品のように手際よく、相手の実情に即した提案。全国5万人の営業職員の中で約20人しかいない「エグゼクティブプランナー」の腕が光る。「自分の歩んできた道を振り返りながらプランを設計します」。豊富な人生経験も強みだ。

 鎌田さんは1937年に朝鮮半島で生まれた。終戦後は、船会社を営む父の船で博多港に引き揚げた。大分県の高校を卒業後、当時の農林省に入省。4年半勤めて寿退社し、65年に夫の転勤で福岡市へ来た。

 30歳を過ぎた頃、集金に来た同郷の生保レディーと意気投合。70年、日本生命に入った。高校時代に読んだ本の知識と持ち前の明るさで茶飲み話が弾み、2年目で営業成績は職場のトップに。「お客さんから『元気が出た』と言われるのがうれしくて」。気付けば勤続48年を迎えていた。

 顧客は千人に上る。「人に会うことが私のエネルギー」。元気の秘策を尋ねると即答した鎌田さん。今後の生涯設計は「2年後の東京五輪さえ見られるか分からない。今を一生懸命生きるだけよ」。ひときわ笑顔を輝かせた。 










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