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佐賀県産新イチゴ 11月デビュー 「さがほのか」の後継 粒大きくジューシー、農作業も省力化

2018年10月14日 03時00分 更新

記者:星野楽


  • みやき町のハウスで新品種「佐賀i9号」の苗を植える森園文男さん

  • イチゴの新品種「佐賀i9号」

 佐賀県は9月22日、県産イチゴ「さがほのか」に代わる新品種として、11月にデビューする「佐賀i9号」の苗植え作業をみやき町寄人のイチゴ農家のハウスで公開した。新たな県産ブランドの切り札として、関係者は期待を高めている。

 佐賀i9号は、ジューシーな食感や果肉まで染まった濃い赤などが特長。さがほのかに比べ、粒を一回り大きくして、「農家のパック詰め作業も省力化できる」(県担当者)という。

 同日は、新種イチゴを先行栽培する農家として県が認定した「i9マスター」の一人、森園文男さん(62)のハウス(約2300平方メートル)で、パート従業員ら約20人が、高さ20センチほどに育った苗約1万5千鉢を畑に植え替えた。森園さんは「早く実ができないかワクワクしている。また食べたいと思われるような濃厚で少し酸味のきいた絶品に育て上げたい」と話した。

 県によると、福岡県産「あまおう」など各県がイチゴのブランド化を展開し、産地間競争が激しくなっていることや、イチゴの単価が下落傾向にあったことから、産地としての活性化を図り農家の所得向上を図ろうと、県やJAグループ佐賀、生産者らが共同で2010年度から「佐賀i9号」の開発を進めてきた。

 今月中旬に正式な名称を発表。11月末には首都圏に向けた出荷を始める予定。県農林水産部園芸課の永野明弘係長は「ブランド化に向け、引き続き生産者と情報交換しながらi9号の持つポテンシャルを最大限に高めていきたい」と述べた。










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