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前鞍手町長を受託収賄容疑で再逮捕 特養開設巡り見返りか

2018年10月10日 14時00分 更新

 福岡県警は10日、同県鞍手町の特別養護老人ホームの開設を巡り、便宜を図った見返りに社会福祉法人側から現金1千万円を受け取ったとして、受託収賄の疑いで、前町長の徳島真次容疑者(59)=加重収賄罪などで起訴=を逮捕した。徳島容疑者の逮捕は4回目。

 逮捕容疑は、鞍手町長を務めていた2013年秋ごろ、県内の社会福祉法人関係者らから特別養護老人ホームの新規設置に関連して事業者選定などに有利な取り計らいを頼まれ、15年2月5日ごろ、現金1千万円を受け取った疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 贈賄側は公訴時効が成立しており、立件していない。

 県警によると、特別養護老人ホームの新規設置には、市町村の意向を反映した県策定の整備計画に盛り込まれる必要がある。徳島容疑者は社会福祉法人関係者らからの依頼を受け、鞍手町が特養の新規設置方針を決定するとともに県に働き掛けた。その結果、15年2月、町の特養新設を認める計画が正式決定された、とみている。

 徳島容疑者は、15年7月に町が発注した下水道事業の指名競争入札を巡り、業者らに非公表の最低制限価格を教えたなどとして、今年7月、官製談合防止法違反容疑で2度にわたり逮捕された。同8月には、同じ下水道事業の指名競争入札を巡って業者らから謝礼を受け取ったとして加重収賄容疑で逮捕された。捜査関係者によると、いずれも容疑を認めていた。

 徳島容疑者は町議を経て13年の町長選で初当選し、17年に再選。官製談合防止法違反容疑での逮捕後、今年7月31日付で辞職した。










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