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畳の魅力 世界にアピール 八代市の職人山田さん パリで手縫い製作実演へ

2018年10月14日 03時00分 更新

記者:宮上良二


  • 八代市の作業場で畳の張り替えをする山田豊さん

 15日からフランス・パリのユネスコ本部で開かれるイベント「日本へのクリエーティブな旅展」で、八代市昭和明徴町の畳職人、山田豊さん(56)が手縫いによる畳の製作実演を行い、畳や原料のイ草の魅力を世界にPRする。各国の大使らが会場を訪れるとみられ、山田さんは「畳が日本人の姿勢の良さや礼儀正しさにもつながる伝統文化だということを伝えたい」と張り切っている。

 山田さんは八代市の高校を卒業後、大阪の畳店で4年間修業して、帰郷。父親の銃男(つつお)さん(79)が地元の農家から仕入れたイ草を使って畳表を作り、山田さんがそれを縫い付けて畳に仕上げるという二人三脚で取り組んできた。この間、中国産の安価な畳表の輸入増や住宅の洋風化で、日本一のイ草生産地である八代地域の栽培面積は10分の1に激減。畳加工も苦しい時代が続いたが、2年前、県産のイ草と畳表が、地域に根ざす高品質な産品を国が保護する「地理的表示(GI)」に登録されるなど、再評価が進んでいるという。

 今回の実演は県内のイ草と畳表の関係団体でつくる「県いぐさ・畳表活性化連絡協議会」が旅展の会場で行うPR活動の一環。実演は山田さんが提案して実現した。トップセールスをする中村博生八代市長と共に現地入りする山田さんは、半畳の畳2枚を使って5日間、手縫いで畳表の張り替えを披露する。










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